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がんばるにっき in the US

アメリカ留学に挑戦!!
NY州の片田舎、極寒の地から世界の大都会NYCに舞台を移して日々発見、日々成長。

アメリカでは11月22日にThanksgiving Day(感謝祭)がありました

この日は日本で言うお正月みたいなもので、家族や親戚がそろってゆっくり過ごします。

そしてその次の日はいわゆるBlack Fridayというもので、スーパーではどこも大安売り。

何時間も店の外で並んでお買い得品をゲットする人々が続出します。

さて、今年はアメリカ生活最後のThanksgiving Dayだったわけですが、ふと思いついて急遽プラッツバーグにいってきました

しかし、みんな田舎に里帰りをするいわば帰省ラッシュなので、往路の電車のチケットは売り切れ。バスも人が多すぎて一つ目には乗れず…いきなり大変でした

それでもなんとかバスに乗り、出発!

少し北にあがるとそこはもう銀世界でした。

まるでモネの絵にあるような色の景色。


そうしてバスに揺られること7時間。戻ってきました、ふるさとプラッツバーグ。

仲良しのジャズの先生のお宅にお世話になることになりました


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一夜明けた木曜日。

のんびりのんびり過ごす予定だったので、朝起きたら先生夫婦とテレビでNYCにあるMacy'sのパレードを見ました。

パレードの最後にはサンタさんが登場

タイムズスクエアのカウントダウンもそうですが、こういうイベントものはテレビで見た方が楽しめます。(よく見えるし、あたたかいし。)

温かい飲み物を飲みながらのんびりテレビを見るのなんて久々で、なんだかお正月に家族で箱根駅伝を見ていた時のことを思い出しました。

それが終わったら早めのディナーの準備!

前日に切っておいたターキー


あまーく煮たカボチャ


マシュマロをのせたスイートポテトとアプリコット

一見美味しくなさそうなセロリ+クリームチーズ&ピーナッツバター

しかしこれが意外においしいんだなくせになりそうな味です。

窓の外は一面雪景色。

先生が他のゲストを迎えに行っている間、私と奥さんでせっせと料理の準備をしました。

なんだか、アメリカの家庭!って感じで、すごく暖かくて優しい一時だったな

そして午後3時過ぎ、ゲスト到着!

先生は日本人が大好きなので、大学の日本人学生4人を招いていたようです。

テーブルにごちそうを並べて、さあパーティの始まりです!

美味しくて美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいました。

パーティは7時頃まで続き、デザートにパンプキンパイやアップルクリスプをいただいた後にお開きとなりました。

留学1年目以来の本格的なThanksgiving ディナーでしたおいしかった。

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土曜日からは先生夫婦は親戚のところへ行くということだったので、私も土曜日にニューヨークへ戻りました。

帰りはアムトラックという電車の旅。




いろんな思い出が詰まったプラッツバーグの駅。なつかしいです。

帰り道はずっとさぼっていたお勉強。

でも日が短くなっていたせいで勉強しようと教科書を開く頃には綺麗な夕焼けが…

夕焼けを眺めながら、ぼんやりしたり、考え事したり、勉強したり…

のんびりゆっくりな電車の旅がやっぱり好きです。

そうして、夜9時近くにやっとこさニューヨークにたどり着きましたとさ。

2泊3日という結構な強行スケジュールでしたが、久々に田舎の空気を吸ってリフレッシュできたいい休暇となりました。

Thanksgivingの休日が終わった今からは、あとはもう期末試験に向かっていくのみ!

あっという間に今学期ももうすぐおしまいです。



秋はいつもなんだかちょっと気分が下がる季節ですダウン

最近なんだかモチベーションあがらなくて悶々としてますダウンダウン

私の通っている大学って、フルタイムで働きながら学生してる人も多くて

20代後半や30代のクラスメイトなんて、ざらです。

そういう人たちと話すと、どれだけ自分が世間知らずか...というか、働いている人の視野がどれだけ広いかってのを目の当たりにして

あー私も早く働いて、いろんな経験して、実際の経験からいろいろ学んでいきたいなあ~と思うわけです。

大学で学ぶ知識はどうしても理論が多いけれど現実はそういう理論だけで通用しない事はいろんな人から聞いてて覚悟してます。

でも、それならなぜ学んでるのかなあって思っちゃうのよね、最近。

そして、留学4年目、そして最後の1年にしてやっとこさ本格的になった専門の勉強なのにこんな風に思うなんてすごくもったいないっていうのは分かってる

それに、大学での勉強も絶対役に立つ日が来るってのも、分かってる(というか信じてる)

異国の地で過ごす毎日自体が最高の勉強になる、ってのも分かってる

分かってるんだけど...

モチベーションあげるのってむずかし~~~~あせる

人のモチベーションを上げることができるような仕事をするつもりなのに

自分のモチベーション上げるのに苦戦してるなんてね~得意げ







でも、あまりに綺麗な天気で、早起きして気持ちよかった事もあり

ちょっとまたモチベーションがあがりました。

何事も自分次第だ、ってね、いつものように言い聞かせてます。

ふふふ

勝手に落ち込んで勝手に立ち直って、自分でやってたら世話ないわ~得意げ

こうやって悶々としながらも、毎日がんばって生きてます。





こんな頭の固い私でも、一個だけ、絶対違う!と信じてやまない理論があります。

心理学的には、天気と人の気分っていうのは実は関係ないらしいんだけれど

絶対関係あると思う!!!

今日がとっても綺麗な日だったからこうやって気分も明るくなったんだ!!!

そうに違いない晴れ

明日も天気がいいといいな~。

もし天気がよかったら、いつもの「ブランチ→美術館」の癒しコースで日曜日を過ごそうと思ってます。

明日も、前向きにがんばろーもみじ
前回の日記からまたしばらくたち、無事に左右両方の親知らずを抜き

帰ってきました、ニューヨーク!(1ヶ月くらい前に!)

夏休みはしっかり休み、やるべきことはやり、今年もまた充実しておりました。

この不景気の中、ご縁のあった企業に有り難くも内定をいただき、とりあえず一安心です。

ということで、卒業後には帰国することが決まり、私の4年間にわたるアメリカ留学生活も残すところ10ヶ月をきりました汗汗

帰国が決まると、ますます一日一日が大切に思えてきます。

勉強は忙しいけれど、ニューヨークでの生活を満喫しよう!と決意を新たにして毎日過ごしていますニコニコ

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日曜日の今日は、少し早起きしてルームメイトと一緒にブランチ、その後一人で美術館に行きました。

そして今日の一番印象的な出来事はその後、セントラルパークにてDASH!

The Meetlesというビートルズの曲を中心に演奏するバンドが好きなので、その人たちの演奏を聴きにいったのですが

なんだか今日はイマイチ...。バンドの人だけで楽しんでいる感じで、観客の距離が遠くて寂しい気持ちになってきたので帰りました。

帰り際、Strawberry Fieldsの近くを歩いていると、ギターにのせてLet It Beが聞こえてきたので少し寄り道しました。

観光客に埋もれて一人ベンチでひたすらビートルズの曲を演奏する一人のミュージシャン。

曲が終わっても誰も拍手をしませんが、そんなのお構いなしのようでただただマイペースに演奏を続けていました。

たまにみんなが知ってる曲(Help!とか)を演奏するとぱらぱらと拍手が。

でもでも、本当にうまいんです。独特のアレンジを加えているけれど耳なじみがよくて、ちょっとの寄り道のつもりが長居してしまいました。

雨が降ってきそうだったので、そろそろ帰ろうとチップを片手に彼の近くに行って

「毎週ここで演奏してるの?」と問いかけると

「スコットランドから1週間だけNYにきてるんだ。明日ならまたあえるかもね」

なんて、素敵な笑顔で答えが返ってきました!!!

しかも、吸い込まれるように青い瞳!!!

目を見てかちーんと一瞬固まってしまいました(メデューサ??ブタネコ笑)

ほんとに、恋しちゃうかと思ったラブラブ黒い髪に青い瞳なんて、ミステリアスすぎます。

でも、スコットランドから遥々やってきて、John Lennonのメモリアルプレイスで一人ただひたすら演奏するなんて、彼のビートルズに対する思いが感じられるようで、すごく感動しました。

きっと今日のあの時間は彼にとっては夢のようなことで、人生においてもすごい思い出になるひとときだったと思うんです。

そんな日に私も彼の演奏を聴けて、感動して、音楽を楽しんで...これってすごい偶然だなあって。

世界のいろんな所から来た人と同じ時間を同じ場所で過ごして、会話して、笑い合う

普通のように思えるこんなことは本当は尊くて幸せなことなんだよな。

一期一会とはまさにこのこと。

世界中からきたいろんな人と出会えるここNYで、人との出会いを大切に、一瞬一瞬を楽しみたいって改めて思えました。

何気ない寄り道が、すごく思い出に残る一時になりました。