一つ目はフィラデルフィア
ここはアメリカが誕生した土地です
この建物はIndependence Hall（独立記念館）
世界遺産にも登録されている建物ですが、今は改修中のため本物の姿は見ることができませんでした。
これは独立記念館の中にある裁判所。↑
英語で司法試験とはBar Examというのですが
その由来は、こちらの裁判所のこのBar（てすり）を超えるため
つまり、てすりの向こう側にいる弁護士・裁判官になるための試験ということからきたらしいです。
なるほど～～～
そして、こちらは会議室。↓
ここでイギリスの植民地下にあった13の州の代表が集まって独立宣言を採択したそうです。
そう、この部屋こそがアメリカ合衆国誕生の場所なのです
奥に見える椅子が初代大統領のワシントンが座っていた椅子だそうです。
そしてこれがLiberty Bell（自由の鐘）
この鐘は、フィラデルフィア市民を独立宣言の朗読へと招集するために鳴らされたことで有名だそうです。（ウィキペディアより）
この鐘が、アメリカ独立の象徴だと思うと、重みがあって鳥肌が立ちました。
いったいどんな音色なのかな…
所変わってこちらはElfreth's Alley
アメリカ国内でも最も古い居住地区らしいです。(Nation's oldest residential street)
その歴史は18世紀初頭にまでさかのぼるそう。
延べ3000人の人がこれまで住み、今は32件の家が軒を連ねるこの通り。
今でも実際に人が住んでいるそうです。
その通りは何せ、カラフルな三角屋根の家が立ち並んで、可愛い
!!!といっても、別にお店があるわけでもなく、その可愛い通りを思う存分見て楽しむだけだったので
15分くらいで次の目的地へ!!!
その目的地とは…フィラデルフィア美術館
無類の美術館好きのわたくし、ここを見ずして帰るわけにはいきませぬ!!
近くまでバスで行き、歩くことにしました。
街にはこうやって古い建物が立ち並ぶ歴史のある都市です。
しかし…!降りるバス停を間違ってしまったせいか、美術館まではなが～～～～～～～い道のりでした
計ってはいないけれど、たぶん30分くらい歩いてたかも
ちなみに、下の写真の正面奥に見える建物が、上の写真です。
どれだけ歩いたか少しは伝わるでしょうか…？
美術館までの道には、世界各国の国旗が並んでいました。
日本の国旗を発見!!!
美術館にほど近い所に飾ってもらっていました
そして、たどり着いたフィラデルフィア美術館!!
館内ではプチコンサートなんかも行われており、素敵な雰囲気でした。
ただ、ほんっとうに大きい!!!
NYCのメトロポリタン美術館やボストンのボストン美術館に並ぶ大きな美術館らしいです。
2時間じゃとてもじゃないけど見終わりませんでした。
ゴッホやセザンヌ、ルノアールなどの名作が並ぶ中、私の心を掴んで今も離さないのがこちら↓
Portrait of Aline Charigot ( Madame Renoir )
ルノアール作のルノアール夫人アリーヌ・シャリゴの肖像
まるで見ている私までルノアールの愛情に包まれているような気持ちになる温かな作品。
おそらく二人の間に流れていたであろう穏やかな空気をそのまま描いたかのような色彩
見ていて本当に幸せになりました。
美術館の作品は写真にとらないようにしていて、後でポストカードを買おうっと思っていたのですが
あまり有名な作品ではないらしく、ポストカードはないし、美術館の画集の中にも収録されていませんでした。
でも、こうやってインターネットで見つけられて嬉しいです
美術館を見終わって帰りのバスを待っている時間に、夕ご飯。
その日の夕飯はフィラデルフィア名物フィリーチーズバーガー！
見た目通りというか、見た目以上にがっつりしたバーガーで
1つ食べ終えることはできませんでした。
でも、適度な塩味でチーズも効いていて、とても美味しかったです
盛りだくさんのフィラデルフィア旅行。
これだけ詰まっていてたった1日の日帰り旅行
そして、交通費はなんと…!!!!
NYCからフィラデルフィアまでチャイナタウン発のバスで往復22ドル!!!!
短い休暇にはぴったりの旅行先でした。
長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました
