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初めましての方はこちらからどうぞ。
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今日はコンビニの商品開発会議の様子について。
テレビで時々、
「商品開発の裏側に密着!」とか
やってますけど、
まさにその渦中に7年ぐらいいました。
テレビで放映するぐらいですから、
興味がある人って多いのかもしれませんね。
ということで私の20年ほど前の経験ですが、
覚えている範囲で書きたいと思います。
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私の勤めていた会社は
コンビニ2社と取引があり、
私は2社の会議に
提案者として参加していました。
そのうちの一つの会議。
ちなみに、そのコンビニチェーンは
今は他の会社に吸収合併されて、
名前はなくなってしまっています。
自分が関わっていたところがなくなるのは
少し寂しいですね。。。
☆
会議は毎週水曜日 朝9:00から。
その日は自宅からコンビニ本部に直行します。
前日に作ったサンプルを、
発砲スチロールの箱に入れて、
満員電車の中、邪魔すぎるその荷物を
持って行ったものでした。
商品開発会議の参加者は、
惣菜バイヤー
バイヤーアシスタント
惣菜ベンダー約5社、
1社から1~2名出席。
更に、コンビニのお抱えシェフが3名、
それぞれ和食・フレンチ・中華のスペシャリスト。
総計20名ほど。
ベンダーから2名出席している所は
開発担当1名、営業担当1名。
開発は商品の組み立て詳細を決める、
営業はバイヤーと開発担当の
折衝役という感じでしょうか。
開発担当は、味や中身について、
こだわりが強すぎて、
バイヤーとぶつかることが多いので(私を含めて)
営業担当がそれをなだめる感じです(笑)。
☆
提案の形式は、
各社が持ってきた提案品を
その20名全員で試食して、
その商品について
意見を出し合います。
出すと言っても
採用されるのは、
主にシェフとバイヤーの意見なんですけど
この開発会議で話し合われるのは、
重要な順番に、
1.価格
2.味
3.見た目
4.既存の商品との兼ね合い
という感じです。
見た目と味が良くても、
価格が高すぎると採用されない。
価格の相場のようなものがあって、
私が担当していたサラダや煮物は、
1パック当たり200円以下が通常。
ちょっとこだわりがあるものや
特殊なものでも250円以下が限界です。
でもこの制限ってかなり厳しいんですよね
次はそんな厳しい価格制限を
どうやってクリアするかのお話。
写真は過去に食べた天丼とお蕎麦のセット。
こういうメニューはやっぱり
お店で出来立てをいただきたいですよね~
早く自粛解除してほしい
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