沖縄をリピートするとやはりその歴史にも自然と興味が湧いて来ます。
琉球開闢神話にはじまり、三山統一⇒琉球王国誕生
その後列強諸国からの脅威、薩摩藩の侵攻、そして 1872(明治5)年の琉球藩設置、1879(明治12)年の沖縄県設置(いわゆる琉球処分)そして太平洋戦争からの米国による統治⇒返還…
沖縄の学校教育では皆さん詳しく学ばれているのかもしれませんが本土に住む私の頃の歴史教育では太平洋戦争に関わる歴史と琉球処分の事しか習っていないような記憶があります。
私は二十代の頃初めて沖縄を訪れて、ひめゆりの塔に行き衝撃を受け、太平洋戦争の前後の歴史について少し自分で学び、その後首里城を見ては琉球王国について調べ、この10年くらいでは大石林山に行った事から琉球開闢神話にすっかりはまり…な現状です
なので、うるま市に来ても浜比嘉島には何度も行っているのに勝連城には行った事がなく、今回初めての訪問でした。
事前に調べると勝連城址を含む一帯を今は「あまわりパーク」と呼んでいるようですが、恥ずかしながら「あまわりって何!?」という状況でした。
そして調べて、この「勝連城」は、琉球王国が安定していく過程で、地方豪族=有力按司(あじ)の阿麻和利氏が治めていた⇒「阿麻和利」⇒「あまわり」の名前を取って「あまわりパーク」なのだと知りました
ところが、あまわりパークに車を停めて、勝連城址に入ろうと歩いてゆくと突然の大雨
傘を取りに車に戻ると雨がやんで、そしてまた城址付近に行くと雨
どうも歓迎されていないようなので今回は外からの景色を拝見するだけで失礼致しました
次回は歓迎して貰いたいので、その後「阿麻和利氏」についてさらに学んでいます
阿麻和利氏は勝連城10代目の城主。海外貿易を通じ辺り一帯に繁栄をもたらしたとして知られる人物。
三山の争いにより荒廃した時代「尚巴志」により、三山は統一され安寧の時を迎える。
しかし、英雄「尚巴志」が亡くなり跡を継いだ王たちも次々と亡くなってしまう。
琉球はまた荒廃しはじめる。
そんな中、民衆の中に生まれた阿麻和利は悪政をひく前の勝連按司を倒し新たな勝連按司となる。
貿易に手を広げ勝連を繫栄へと導いた。
しかしその後謀反を起こして討たれてしまう…
という事なのですが、まぁ有力な地方豪族は王朝としては脅威なので「謀反」というレッテルを貼り討ってしまうというのは中国歴史ドラママニアでもある私からしたら「あるある」な話なので、本当に謀反を企んでいたのかはわかりませんね…
さて、そんなこんなで学んで行くうちに阿麻和利氏についてかなり興味深くなっていったところ、RBCの創立70周年特別番組として、2024年2月7、14、21日に安麻和利氏のドラマが放送されると判明
タイムリー過ぎでびっくり
しかし、東京では見られない…
山田孝之くんも出演しているのできっとTverあたりで配信してくれるか次の沖縄滞在時に再放送で見られるのではないかと期待して待ちます
ちょうど年末年始に滞在中、以前放送して見たかった「尚巴志」のドラマを再放送中で喜んでいたのですが能登の震災で3話のみ放送中止となってしまったのですがこちらもタイムリーにTVerで配信されるそうで喜んでいます
琉球歴史ドラマ「尚巴志」TVerで配信決定!配信日時▶2024年2月1日(木)ひる12時~2月15日(木)ひる12時
尚巴志についても復習
さて、この日地元に戻るとちょうど大きな虹が見えました
やはり北部には歓迎されているのかも…
それなら嬉しいなぁ