早朝の牛の鳴き声で驚いて起床
ゲルの直ぐ真裏に気配を感じたので出て見に行こうとすると、なんとゲルの入口近くでも草を食む牛がいて出られず…(急な事で驚いて写真も撮れず)
この辺り、リゾートキャンプと言っても、周りはフツーに遊牧民が暮らす地域、囲いも特にないので、家畜たちは好みの草がある場所へ自由に行動するのが許されているようです。
(朝ごはんが終わると自然とホームに戻るようでいなくなる)
さて、この日は実質モンゴル最終日(帰国日の便は朝7時台なので何もできない)
前夜の雨も一応止んでいますが、この日の天気予報は雨
予定としては、此処から車で1時間くらいの場所にある「13世紀村」という13世紀のモンゴル全盛期の伝統的な暮らしを体験できるテーマパークに行き、私が「モンゴルでやりたかった10の事→☆」のうちの2つ、民族音楽と民族舞踊の鑑賞、モンゴル書道の体験ができるはずだったのですが、此処はゲルの中意外は外を歩く屋外型のテーマパーク。
前夜の雨で行く道もパーク内もかなり悪路の懸念、しかもこの日も雨予報…。さらに、前日の盛沢山スケジュールで私がかなり疲弊している…という事もあるうえ、午後はウランバートルで夫の予定もあるので、13世紀村へ行くのはやめました。(旅先での無理はもうしないお年頃です)
レストランでの朝食サービスもあったのですが、韓国からの団体ツアーで激混みという状況なので、朝食もパスしてウランバートルへ直帰
ちょっとしょんぼりな感じもありましたが、途中ヤクの群れとか見られて大興奮
ヤクの毛はポカポカ、寒さに弱い私が冬に愛用している靴下はモンゴル製です。
テレルジからウランバートルまでは1時間もかからず、10時前にはホテルに帰着。
ゲルで使えなかった(お湯が出なかった)ので、先ずはシャワーゆっくり使ってスッキリ
そしたら目覚める空腹感
幸いにも朝食が11時までOKだったので駆け込みでレストランへ。
翌日のホテル出発は4時半くらいになるので朝食出来ずなので、思いがけずこの日もトゥーシンホテルでの最後の美味しい朝食(ほぼブランチ)が出来て大満足でした
その後少しショッピングへ
モンゴル書道関連があるかも…と向かったノミンデパート
確かに作品は少しあったのですが、体験コーナーに書道家が不在
モンゴル書道で「Happiness」と、来年の干支にちなんだ「Dragon」と書かれた作品を購入
もうひとつ事前に得た情報で買いたいと思っていたのが、モンゴルのチャツァルガンというハーブ配合のオーガニックシャンプーバー
「ラペルラ」というお店で売っているということで地図で記されたその場所へ連れて行ってもらったのですが既に引っ越したという事でお店存在せず…(ガイドブックの情報が少し古い)
知人が表示されている番号に電話してくれたのですがつながらずこれもあきらめることに…
そうこうしているうちにタイムアップ
私はホテルへ戻り、夫は別件でおでかけ。
本当は「モンゴル民族博物館」へも行きたかったのですが、夫から一人で行くのは心配と言われるし、雨も降っていて歩いていくパワーもなし。
やはり疲れがけっこうたまっている感じです。
ホテルで荷物整理しながら冷蔵庫で見つけたのは初日に購入したチャツァルガンのジュース
その時はクセ強めと思ったのですが、今日はそのビタミン豊かな色にも惹かれ再度飲んでみると…
あら不思議
すっごく美味しく感じる
カラダがモンゴルに馴染んだせいでしょうか…
このジュースで少し元気回復
そこで、宿泊しているトゥーシンホテルのほぼ隣にあり、ここなら一人で行ってOKと言われているギャレリア・ウランバートルへ
カシミアで有名なゴビのビルなので入口にはカシミア山羊のオブジェが
オシャレなカフェ、ピザハット、ケンタッキーのほか、モンゴル駐在日本人に大人気の日本食屋「和(なごみ)」などの高級レストランも入っています。
DFSショップのようなお土産屋さんもあり、民族衣装や茶器の展示もありました。
割と品数も豊富で、私が行った時だけなのかもしれませんが、とても空いていて見やすかったです。
ノミンデパートには負けますが、ノミンデパートはとっても混んでいてレジ待ちもかなりかかったりしたので、こちらは穴場かも…
そしてずっと探していた、チャツァルガン入りのシャンプーバーもなんと販売されているではありませんか~
左下の石鹸のようなもの。
しかし、箱に記されていいる製造年月日が1年前で、箱もちょっと古い感じ。でも金額もそれほどではないので購入してみました。
先程飲んで美味しさに目覚めたチャツァルガン、液体パック入りのものと、粉末のものも購入
小さなペットボトルは帰国時に空港内で見つけたもの。
US$1(145円くらい)で販売されていました。
ウランバートルでは私はこのサイズ見なかったので、お試しで飲んでみたい方、買って帰りたい方は空港で購入もおすすめです。
夕方夫と合流。雨もすっかり上がったので最後にもう一度スフバートル広場周辺を散歩
草原も好きだけど、このちょっと社会主義時代の影響の残るエキゾチックな街並みにも結構惹かれる私です。
最後の夕食は先程行ったギャラリア内の「和(なごみ)」へ
結構モンゴル人ファミリーやカップルでにぎわっていました。
モンゴルでも和食は人気なのですね~
私はすっかり気に入ったモンゴル料理が恋しくて、メニューにあったモンゴル風しゃぶしゃぶにしたのですが、初日のお店の方が美味しかったかも
実はこの時にちょっとしたサプライズがあったのですが、その話はまた後日
あっという間の4日間が終わり、いよいよ帰国です。
つづく…