82歳の誕生日*Ü* | 心の声の日記帳

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3人の子供たちにママでは無い一人の人としての私をいつか見てもらいたい。

私ののママってこんな人だったんだぁってね。

「誕生日会の場所なんだけどね」

そう言うと、父は面倒くさそうに

「忙しいならまたでもいーぞ



全く歳を取るとね
ひとまず文句を言いたいよね。

私だって分かってるよ。


特別じゃなくても父と食事したり
話をしたりとするべきだって


でも当日の今日は

流石お父さん

一張羅を着て

お気に入りの帽子を被って

ソファーにドンと腰掛けて待っていた


似合ってるよ

イタリアのマフィアみたいだよ。


父は久方ぶりに小さな孫に
出会うことが出来て
(最後はうちの次男19歳)

本当に嬉しそうです。


小さな子供は場を和ませてくれるから
父は終始笑顔



ホテルの方がお花を預かってもらったので
誰かのBirthdayだと察して
写真を撮りにききてくれました


花が大好きな父

特にバラの花が大好きで
庭にはまるで庭園のように
バラがいつも咲いていたことを
思い出します



ちょいと照れくさそうに写真に
収まる父


父にはもう少し元気で
そばにいてほしい。



なんかこういう光景を見ると

嬉しくなってしまいます


最近ね

父がどんな少年時代を過ごしたか
とても興味があるのよね。


もし少年だった父に会えたら
きっと抱きしめて

「生きぬいてくれて

ありがとう


そう伝えると思う。


辛いことも多いけど
楽しいこともそれと同じぐらいは
あるんだもん。




腰が痛いのに
何でもないように振舞って
強い所しか見せないでくれる父

やっぱり尊敬できる
憧れの存在です。


私はちっとも強くないけど
父のように強く優しく


少しでも近づけるよう
また頑張ります



お父さん!

まだまだカッコイイよ