ゆうめい『養生』
【脚本 演出】池田 亮(ゆうめい)
【出演】本橋龍(ウンゲツィーファ)、黒澤多生(青年団)、丙次(ゆうめい)
読売演劇大賞優秀演出家賞をとった作品。
テラヤマキャバレーの上演中に、話題になっていて見たかったのですが、期間も短くて見られず、再演とのことでKATT神奈川芸術劇場まで見にいきました。
劇場に入ると、舞台上の養生テープのカーテンの後ろを通ってから客席に。
客席から見ると、養生テープと脚立の一見簡素なセット、
この一見簡素なセットが、どんどん変化しながら様々なものに見たてられ、養生テープのカーテンに映る照明も味わいがあり、
そしてこの養生テープと脚立にもドラマがあって舞台美術に驚きました。
役者は3人、登場人物は4人、出てこない人も含めると5人。
クリスマスの夜、夕方から明け方、百貨店の内装作業をする男たち。
10年前の過去と現在生き来しながら、物語は進みました。
子どもが生まれたり、家族が壊れたり、命が宿った日でもあり、死を迎えたり。
ままならない社会にいる男等の話でしたが、10年たっても変われていなかったり、
登場人物が皆滑稽で、哀しくて、それが生々しくもあって、独特の空気感がありました。
スズナリで見てみたかったなあ。
