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気のむくままに

観劇日記の様になってますが、気になりましたら、読んで頂けますと嬉しいです。

マイペースに更新しております。

【作・演出・美術】小沢道成

【出演  木村多江/味方良介 光嶌なづな 中井智彦/坂口涼太郎 猫背 椿



小沢道成さん作・演出とのことで観に行った作品。
劇場に入ると、まず目に飛び込んできた素敵なセットに心が躍りました。そして気づけば、キャストが一人、また一人と舞台上にいて、まるで日常の延長のような空気が流れていきました。


ところが幕が開くと、歌い、踊り、演奏する、とにかく楽しくて何度も笑った音楽劇でした。

映像を使う演出は「Bug Parade」を思いだし。

心情をダイナミックに描く作品で、音楽劇というスタイルがよく合っていると思いました。

人は見た目だけではわからない。そんなテーマが、笑いと皮肉を交えながら浮かび上がる。
学生時代のある出来事から、鉄の鎧をまとったように生きている町子。図書館で働く彼女は、常連たちが借りる本から人生を勝手に想像しています。町子の発想を知った時、なかなか鋭い!と思ったのですが、常連さん達、実際には、その想像をはるかに超える彩り豊かな人生がありました。

皆、それなりに傷を抱えているのですが。

登場人物達、それぞれが人生経験から得た信念や処世術をぶつけ合うシーンが後半にあります。ときに反発し、ときに分かり合う。その人間臭さが魅力的でした。
小沢さんの作品は、後半になるといつも胸に刺さる言葉があります。叫びにも似た言葉といえるかな。今回もそうでした。
笑っていたはずなのに、最後には胸がずきっと痛くなる。本の「あらすじ」に重ねられたあの言葉が、今も心に残っています。
根っこにあるのは、人が隠している真実の姿や傷。その痛みがあるからこそ、この作品の笑いが深く響いた気がします。


木村多江さんこんな感じ初めてみました。

坂口涼太郎さん、いらっとしましたね(褒めてます)






こんな木村多江さん初めてみた。