MCTオイルと亜麻仁油の違いは?薬剤師がわかりやすく比較【更年期世代はどっちがおすすめ?】 | 薬剤師の健やか更年期ナビ

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ホットフラッシュ・不眠・イライラなどの更年期障害に悩む40代~50代の女性へ。アラフィフ薬剤師がやさしいセルフケアの選択肢をご提案します。

 

アラフィフ薬剤師の安美です。

 

最近、スーパーやドラッグストアで

見かけることが増えたMCTオイル亜麻仁(アマニ)油


どちらも「体にいい油」と聞くけれど、

「何が違うの?」
「更年期世代にはどっちがいいの?」

と迷ったことはありませんか?

 

今回は薬剤師の視点から、
MCTオイルと亜麻仁油の違いをわかりやすくお話ししますビックリマーク

 

 

安美(あみ)
🟡更年期真っただ中の50代薬剤師
🟡更年期に役立つ漢方やハーブ・サプリメントの専門家
自分の体験と薬剤師の専門知識をもとに
女性の体と心にやさしい健康情報を発信しています!

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MCTオイルと亜麻仁油は使う目的が違う油
 

 


まず結論からお伝えすると、

MCTオイルと亜麻仁油は、
健康に良い油という点は同じでも、

期待される働きが違います。

簡単にまとめますビックリマーク

✅ MCTオイル
・素早くエネルギーになりやすい
・運動やダイエットを意識する人にも人気

✅ 亜麻仁油
・オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)が豊富
・普段不足しがちな良質な脂質を補いたい人におすすめ

つまり、「どちらが優れているか」ではなく、

目的によって選ぶものが違ってきます。

 

 

MCTオイルとは?
 

 


MCTとは中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglycerides)のこと。

一般的にはココナッツやパーム油などを原料に作られています。

普通の油よりも消化・吸収が早く、

体脂肪として蓄積されにくいため、

ダイエットのサポートや素早いエネルギー補給できる点が特徴です。
 

 

日清MCTオイルHCは、
MCTオイルとして日本で初めての「機能性表示食品」です。

 

 

 

 

本品には中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)が含まれます。

中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)はBMIが高めの方の日常活動時の脂肪の燃焼を高めること、

ウエスト周囲径の減少、体脂肪や内臓脂肪を減らすことが報告されています。

日清MCTオイルHCのHPより引用

 

 

注意点としては、
吸収スピードが速いため、

一度に大量に摂取すると腹痛や下痢を引き起こすことがあります。

 

小さじ1杯(約5g)程度から試してみましょう。

 

 

亜麻仁油とは? 


亜麻仁油は、亜麻(あま)の種子から作られる植物油です。

 

 

 


最大の特徴は、

オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)を豊富に含んでいること。

現代の食生活では、

揚げ物や加工食品などからオメガ6脂肪酸を摂る機会が多く、

反対にオメガ3脂肪酸は不足しがちです。

 

オメガ3脂肪酸は、
体内では合成できない必須脂肪酸。

 

亜麻仁油やえごま油、青魚などに含まれています。

 

 

脂肪酸バランスが崩れると、
生活習慣病やアレルギー性疾患や肌のトラブルなど

さまざまな不調を引き起こすリスクが高まります。


そのため、意識して取り入れようとする人が増えています。
 

 

※なお、亜麻仁油に含まれるα-リノレン酸は、

体内で一部EPAやDHAに変換されますが、その変換率は高くありません。

 

魚を食べる機会が少ない方は、
青魚も意識して取り入れるとより理想的です。

 

 

更年期世代にはMCTオイルとアマニ油のどちらがおすすめ? 

 

更年期女性の健康的な食生活には、
私は亜麻仁油を選択肢の一つとしてよいと思います。



もちろん、亜麻仁油を摂るだけで更年期症状が改善するわけではありません。

ですが、亜麻仁油に豊富に含まれるオメガ3脂肪酸は、

更年期以降に気をつけたい健康維持に役立つ栄養素です。

 

 

女性は閉経後、女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって、

心血管疾患のリスクが高まりやすくなるとされています。

また、骨密度の低下や生活習慣病にも注意が必要な年代です。

 

 

オメガ3脂肪酸は、

心血管の健康維持や体内の炎症バランスに関わる栄養素として注目されており、

更年期世代の健康づくりをサポートする栄養素の一つと考えられています。

 

そのため、とくに青魚を食べる機会が少ない方は、
亜麻仁油などを食生活に上手に取り入れるのもおすすめです。

 

 

MCTオイルは、

ダイエットサポートやエネルギー補給を目的として利用されることが多いです。

目的に合わせて選ぶことが大切ですね。

 

 


なお、MCTオイルも亜麻仁油も
加熱調理には向きません。


サラダやヨーグルト、コーヒー、お味噌汁などに
そのままかけたり混ぜたりして食べるのがおすすめです。





MCTオイルと亜麻仁油は、
どちらも健康を意識する人に人気の油ですが、
特徴は大きく異なります。

エネルギーとして素早く利用したいならMCTオイル
オメガ3脂肪酸を補いたいなら亜麻仁油

このように、目的に合わせて選ぶことがポイントです。

「体に良い」と聞くと、つい流行だけで選びたくなりますが、

自分の食生活やライフスタイルに合ったものを無理なく続けることが一番大切ですね飛び出すハート

 

 

 

アマニ油を選ぶ際には、品質や製法にもポイントがあります。

 

「どれを選べばいいの?」という方のために、
薬剤師の視点で選び方をまとめた記事も準備しています。

 

お楽しみにウインク