冷えのぼせ対策に漢方薬がおすすめな理由 | 薬剤師の健やか更年期ナビ

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ホットフラッシュ・不眠・イライラなどの更年期障害に悩む40代~50代の女性へ。アラフィフ薬剤師がやさしいセルフケアの選択肢をご提案します。

 

 

アラフィフ薬剤師の安美です。

 

 

前回の記事では、
顔は暑いのに足先は冷たい
そんな「冷えのぼせ」についてお話ししました。

 




「温めればいいの?

冷やせばいいの?」
 

どう対策しようか迷う方も多いのではないでしょうか?

 

 

安美(あみ)
🟡更年期真っただ中の50代薬剤師
🟡更年期に役立つ漢方やハーブ・サプリメントの専門家
自分の体験と薬剤師の専門知識をもとに
女性の体と心にやさしい健康情報を発信しています!

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実は、冷えのぼせの特効薬はありません。

 

「冷え」は多くの方が感じる症状ですが、

西洋医学では病名として扱われることはあまりありません。

 

 

ですが、

漢方では、冷えのぼせでつらい

という症状があれば

治療の対象となります。


実際に、漢方薬が使われることもあります。

今回は、
冷えのぼせに漢方薬がおすすめな理由についてお話しします。

 

 

 

西洋医学では冷えのぼせそのものに使う薬は少ない
 


冷えのぼせは単純な冷えではありません

足先は冷たいのに、
顔はほてる。

汗をかくほど暑く感じるのに、
靴下が手放せない。


冷えのぼせでは、
冷えとほてりが同時に起こっています。
 

 

そのため、
「とにかく温めればいい」
というわけではありません。



更年期のほてりやホットフラッシュに対しては、
ホルモン補充療法(HRT)などが選ばれることがあります。


一方で、「顔は暑いのに足先は冷たい」

という冷えのぼせそのものに対して使う西洋薬はほとんどありません。

そこで選択肢のひとつになるのが漢方薬です。


 

漢方では体全体のバランスをみる 

 

漢方では、
症状だけを見るのではなく、

体全体のバランスを整えることを大切にします。


冷えのぼせは、
体の中の寒熱のバランスが崩れている状態。

漢方では、

上熱下寒(じょうねつげかん)と考えます。

これは、
上半身に熱が集まり、
下半身が冷えている状態のことです。


まさに、
顔はほてるのに足先は冷たい
という冷えのぼせの状態ですね。

 

 

冷えとのぼせという、

一見すると反対の症状が同時に起こっているため、

体全体のバランスに目を向ける漢方の考え方が役立つのです。


漢方では、冷えのぼせに対して
ただ温めるだけではなく、
熱の偏りや循環の乱れを整えることを目指します。

 

 

 

同じ冷えのぼせでも体質は人それぞれ 

 

冷えのぼせといっても、
みんな同じではありません。

他にも気になる不調があったり、

もともとの状態が違うことが多いのです。

✔ イライラしやすい人
✔ ストレスをため込みやすい人
✔ 肩こりが気になる人
✔ 疲れやすい人


同じように見える冷えのぼせでも、
背景にある体質はさまざまです。


そのため、
漢方薬も一人ひとりに合わせて選びます。


「友人に効いた漢方薬が自分にも合う」
とは限らないのが漢方薬の特徴です。

 

 

 

冷えのぼせは、
単純な冷えでも、
単純なのぼせでもありません。

だからこそ、
体全体のバランスを整える

という漢方の考え方が役立つことがあります。

次回は、
冷えのぼせに使われる代表的な漢方薬と

それぞれどんなタイプの方に向いているのかについて

薬剤師の視点でわかりやすくご紹介したいと思います。



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