薬の飲み合わせで気をつけること | 薬剤師の健やか更年期ナビ

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こんにちは!

薬剤師の安美です。

 

 

薬をのむ時って、

毎日、決まった薬を飲んでいる人、

調子が悪い時だけ薬を飲む人、

いろいろだと思います。

 

 

同じ時にもらった薬なら

いくつかの種類があっても気にならないと思いますが…

 

例えば、
整形外科の痛み止め薬と
花粉症のアレルギー薬の飲み合わせ、

 

高血圧の薬を飲んでいるけど、
市販の風邪薬はどれでも飲んでいいのか?

 

別々の薬って、一緒に飲んでいいのか気になりますよね。

 

 

私のHPでも、薬の飲み合わせについて書いた記事のアクセスは多いです。

 

 

 

 

 

 

薬と薬、

場合によっては、薬と食品(食べ物や飲み物)を同時にとることで

 

薬の効果が弱くなって効き目がでなかったり、

反対に、薬(どちらか1つの薬)の効果が強まったり、

効果ではなく副作用が強く出たり、

肝臓や胃腸に負担をかけたり、

 

思いもがけないことが起きる可能性があります。

 

これが、薬の飲み合わせのコワイところです。

 

 

 

薬の飲み合わせというと、

 

効果や副作用が強く出る

 

ということに目がいきがちですが、


飲み合わせで吸収や代謝に影響を受けて、

薬の効果がきちんと発揮できないことも大きな問題です。

 

せっかく飲んでいる薬なのに、

飲み合わせが悪くて効果がでない=病気が治りにくい

というのは困りますよね。
お薬の効果が抑えられ、病気が治りにくくなります。

 

 

例えば、ニキビなどで処方される

ミノマイシンなどのテトラサイクリン系抗生物質は、

 

貧血で処方される鉄剤や

便秘で処方される酸化マグネシウム

 

食品でいうと、牛乳

 

との飲み合わせに問題があります。

 

 

 

 

 

抗生物質の吸収が悪くなってしまうからです。

 

そのため、併用したい場合は

3時間ほど時間を空けるようにします。

 

 

 

他にも、飲み合わせに注意な薬はありますので、

ブログでもお話ししていきますね!