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自転車で大陸を越えるブログ

学生のとき自転車で日本縦断、オーストラリア横断。一旦は就職したものの、会社を辞めて北米縦断。次に目指すは中南米縦断。このブログを通じて自転車で海外を旅する楽しさが、なるべく多くの人々に伝わればイイなぁ…と思っています。

カナディアンライダー達はみな、ココが彼らのホームトレイルだということを差し引いても、悔しいほどライディングが上手かった。シングルトラックの前走者になんとか喰らい付き「コイツぐらいだったら同じレベルかも…」と思ってよく見ると女の子ライダーだったりする。おそるべしカナディアン…。


カナディアンライダー達 ツワモノっぽい


バイクはサンタクルズ、サスはマルゾッキが圧倒的に多かった。古傷の目立つ古参兵のようなバイクが多い。だけど、そんなバイクに乗ってるヤツは、たとえそれが一昔前のモデルのバイクであっても圧倒的に上手い。崖を半分落ちながら下る姿をナマで見て唖然とする。こりゃかなわん…。


ホイールチェアーのダウンヒラーも普通にいる


ホイールチェアーに乗っている人を普通に見かける。必ずサポートするグループが付いていて、そのさりげないサポートがすばらしい。なんて表現したらいいのか分からないけど、、、MTBの高い文化度(?)を見せ付けられたような気がする。とにかく、、、すごいと思う(なんじゃそりゃ…)。


ジープロードからシングルトラックへ 激ムズ


ジープロードからシングルトラックへの入り口。30種類以上のトレイルがある。ココからアドレナリン全開のheavenly-trackに突入する。

僕がゴールデン(Golden) の街に到着したのは、MTBパークがシーズンオフでCloseになる2日前の9月23日だった。


ゴールデンは本当に小さな町なんだけど、あちこちで泥だらけのダウンヒルバイクを荷台に乗せたピックアップトラックを何台も見かけた。夏場はMTBライディングが産業の一つになっている町なのだ。


ゴールデン(Golden)の街並み


ゴールデンの町を見下ろす山の中腹にキッキングホース・マウンテンリゾート(Kicking Horse Mountain Resort) の建物が建っている。ちょっと安っぽいロッジ風。


キッキングホースマウンテンリゾート


これまで旅してきたフル・リジットバイクでゲレンデダウンヒルをして、フレームをへし折るワケにもいかないのでDHバイクをレンタルする。


リフト一日券、ヘルメット、プロテクター、キャメルバック+工具、の込み込みでCa$95。ゴールデンはBC州なので税金が14%、、、税金だけでCa$10近く徴収される…。


レンタルしたダビンチのDHバイク


レンタルしたのはダビンチのジョンソンというモデル(Devinci Johnson )。ゴリゴリの純血カナディアンバイク。


SRAMのどーしようもなく動きの悪いシフターと、右がリアブレーキなセッティングと(北米ではコレが普通らしい)、センターがツルツルに磨り減ったタイヤ以外はゴキゲンなダウンヒルバイク。


ゴンドラ


ゴンドラにチャリごと乗せて山の頂上へ向かう。

頂上の標高は7700Ft(約2500m)。


ラダーセクション


ラダーセクションを見下ろす。「そりゃムリ…」ってセクションもある。。。


遠くロッキー山脈が見渡せる


遠くロッキー山脈が見渡せる。2,3日前まであの山の麓にいた。


マジ?…ってぐらい高いところまで登る


マジ?…ってぐらい高いところまで登る。頂上はかなり寒い。


スタートゲート うひっ。


スタートゲート。「怪我しても知らね~ぞ、自分のレベルにあったトレイルを選んでくれ」ってクドイほどの注意が書かれている。30分後にその注意書きの意味を身をもって知ることになる…。


最初はジープロードが続く

スタート直後はイージーなジープロードが続く。さて、そろそろ行きますかっ。

居心地の良いホステルでのんびりしすぎて、僕がバンフを出発したのは雪がチラつき始めた9月21日だった。バンフから56km北のレイクルイーズに一旦戻り、そこから78km西のゴールデン(Golden)を目指す。


ゴールデンにはキッキングホース・マウンテンリゾート(Kicking Horse Mountain Resort)というMTBパークがあるのだ。カナダに来たからにはノースショアスタイルと呼ばれるハードコアなMTBライドを体験しなくちゃモッタイナイ。


ようやく晴れてきた

キッキングホース峠(Kicking Horse Pass)に向かう国道1号線。針葉樹の森全体に薄い膜が張るように雪が積もっている。ハッとするほど美しい。


雪が積もってもます

積雪は3cm程度。おそらくシーズン初の積雪だったのだと思う。除雪してくれているので路側帯を走るにはマッタク問題ない。ちと肌寒いけど、ゴアテックスのカッパの上下を着ていれば十分寒さをしのげる。


カテドラル山?

ロッキー山脈の美しい山々も見納め。太陽に照らされ輝く山々ほど神々しいものはないと思う。

バート 本当はちゃんとした人です…


いきなりびっくりな写真でスイマセン…。ジャスパーのホステルで知り合ったドイツ人のバートです。怪しい人に見えますがドイツでは学校の子供達のメンタルケアーをしているちゃんとした人格者です。。。普段は真面目なナイスガイなんだけど、写真を撮るときは「変顔」しちゃうんです…。


ジャスパーで彼と別れたあとでバンフのホステルで再会し、毎晩のようにビールを酌み交わしていた。もっとも、バートはカナダのビールが気に入らないらしく「Rubbish Beer(クズビール)だ…、ドイツに来たら本物のビールを飲ませてやる…」とボヤきながらだったけれど…。


彼とはヤケに意気投合して今でもE-mailのやり取りが続いていいて、実はこの写真もバート本人が送って来たモノだったりする。もっと良い写真があったでしょ…て思うけど(笑)。なんだかんだ言って同じ匂いがするヤツなのだ。


英語が母語ではない人々と英語を使って話すとき、例えば相手がドイツ人だったりすると、お互いに間違った文法を気にせず、勢いと単語だけでも十分にコミニケーションが成立してしまうのでスンナリと友達になれる気がする。


逆に言えば、コトバが障害になって深く付き合えなかった人々も沢山いる、、、いや、沢山いるって言うよりも、僕が出逢った人々の中で1割程度の人としか十分なコミニケーションをはかることが出来なかった気がする。身振り手振りを交えたツタない会話だからシカタガナイ。


コトバが通じなくても心でわかりあえるサ…なんて強がりを言ったところでコトバが通じた方が良いに決まっている、と僕は思う。もちろん、コトバの通じないギクシャクとしたコミニケーションから得られるものも沢山あるのだろうけど(バートと意気投合したこともそうだ)、なにか一つ外国語をちゃんと修得してもっと奥行きのある旅がしてみたい、と思う今日この頃。


まあ、コトバが通じないことで卑屈にならずに如何に心を開けるか、ってコトが一番大事だと思うけど。

バンフは本当に絵に描いたような観光地だった。街の中央を走るバンフアベニューに沿ってレンガ造り風の大きなショッピングモールが並んでいて、よくもまあこんな山奥に…と思いたくなる程の人ごみでゴッタがえしている。


良い意味でも悪い意味でもバンフは純粋な観光地なワケで、カンコウチナンテダイッキライダッ…なんていうハスな目で街並みを眺めない限り、それなりに楽しめるところだと思う。


かくいう僕も冬用の装備を探して街中を歩き回り、パタゴニアの薄めのフリースとサーマレストのプロライト3のショートを手に入れてニンマリしていた。


バンフ市街ではアウトドア用品店が無数に軒を並べているので大抵のモノが手に入る上に、ブリティッシュコロンビア州の14%なんていう恐ろしい額の税金もなく(バンフはアルバータ州なので物品税が無くてGSTの7%だけ)、冬用の装備を整えるのに丁度良い街だった。


カスケードガーデンからバンフアベニュー


カスケードガーデン(Cascade Gardens)越しのバンフアベニュー。バンフの街並みが一番美しく見えるところらしい。カスケードガーデンは、こんな寒いところでどうやって…?と思うほど色とりどりの花が咲き乱れていた。


アッパー温泉(Upper Hot Springs)


アッパー温泉(Upper Hot Springs)。ちょっとぬるめだったけど、歯磨き粉のチューブをひねりだすみたいに長旅の疲れが全身から抜けていく。プールのような味気ない雰囲気がちと残念。やっぱり日本の温泉のエンターテイメント性は世界一なんだと思う。日本のような温泉施設をカナダで作れば儲かるんじゃないかとフト思ったりする。


ボウ滝(Bow Falls)


ボウ滝(Bow Falls)。ガイドブックによるとマリリンモンローの「帰らざる川」のロケ地になった有名な滝らしいのだけれど、滝に関しては「お腹一杯」状態だったのであまり感動しなかった。慣れって恐いなぁと思う。


フェアモント・バンフ・スプリングス


バンフ最大のホテル、フェアモント・バンフ・スプリングス(The Fairmont Banff Springs Hotel)。深い森に囲まれていて遠くからみると古城のように見えるけど、近づいてみれば案外近代的な建物だった。死ぬまでに一度ぐらいはこんな高級ホテルに泊まってみたいなぁと思う。場慣れしてないので疲れちゃいそうだけど…。


バンクーバーから鉄道でも来る事も出来るらしい


市街はゴミゴミしすぎているけれど、街から一歩はなれると美しい自然が広がっている。カナディアンロッキーの山奥に巨大な観光地を作ったとはいえ、ロッキー山脈全体からするとバンフの街並みは針葉樹に飲み込まれそうな小さな点に過ぎないのかもしれない。

バンフ・インターナショナル・ホステルの外観


↑バンフ・インターナショナル・ホステル(Banff International Hostel)。2005年9月の時点で一泊$25.53。バンフ 郊外の山の頂上に建っている。車や自転車のような「足」がないとちょっと不便かもしれない。


全部の部屋が筒抜けだったジャスパー・インターナショナル・ホステルと違って全室電子ロック付き。ドームルーム(相部屋)にカードキーってなんだかミョウな組み合わせ…。


街の雰囲気と同じようになぜかホステルもゴージャス。


ホステルの中 恐ろしく清潔で綺麗


ホステルのロビー。リゾートロッジ風な造り。恐ろしく清潔で整頓されていて、ホントにホステル(安宿)かよ…って雰囲気。単価が高いけどインターネット専用マシン有り。街のネットカフェの方がお得だけどちょっとメールを確認したい時とかに便利。


レストラン付き 実はバーもある


なぜかレストランも併設されている。しかもレストランとは別にバーまである。このホステルで仲良くなったガイジンや日本人とココゾとばかりにビールを飲みまくる。五臓六腑にシミワタル。ビールは僕にとってのガソリンでありエンジンオイルでもあるので定期的に補給する必要がある。mustである。


スタッフもスゲーイイヤツらばっかり


スタッフもイイヤツらばっかり。カナディアンってオージーみたいになんでもテキトーでイイカゲンなところがあってイライラすることも多いけど、友達になるにはすごく良い人達だと思う。


一畳分の我が家


ホステルの設備が○○だとか、スタッフの対応が△△だとか、相部屋の誰々が××だとか、色々と不平不満をのたまうバックパッカーが多い気がするけど、僕は屋根とベットがあれば(それにホットシャワーとビールがあれば…)何も文句はない。


今そこにあるものが当然じゃなくて、それが目の前にあることを感謝する、まずはそこからはじめたいなぁ、と最近は思う。水とか、食べ物とか、太陽とか、草木とか、友人とか、家族とか、自分自身とか、とにかく、なんでもかんでも。


まぁ文句を言いたくもなるコトもたまにあるけどサっ。



・Box 1358, 801 Hidden Ridge Way (on Tunnel Mountain Road) Banff, Alberta T1L 1B3

・403-670-7580 (Central Res), 403-762-4123 (Hostel) / 1(866) 762-4122 (Toll Free - within north america)

http://www.hihostels.ca/hostels/Alberta/SouthernAlbertaRegion/HI-BanffAlpineCentre/Hostels/index.html

僕がジャスパーからバンフまでのカナディアンロッキーを縦断したのは、冬の足音がヒタヒタと聞こえ始めた9月の半ばだった。標高1000m以上のカナダの内陸、しかも9月半ば。


気が付けば毎晩のように気温がマイナスになるほど冷え込みが厳しくなっていた。


だけど、ジャスパーからバンフまでの約360kmはレイクルイーズ以外は町と呼べるようなモノがない。だから宿泊施設もない。もし、あったとしても貧乏チャリダーにとってはベラボウに値段が高い。ロッジに泊まるなんて論外だ。


キャンプ場はハイウェイ沿いに無数にあるけれど、9月を過ぎると8割がCloseしてしまう。9月半ばは立派なシーズンオフなのだ。だから、いつものことなんだけど、どんなに寒くとも「野宿」をすることになる。


でも、ダイジョウブ。


実は9月のカナディアンロッキーで快適に野宿する方法が一つだけあるのだ。












クローズされているキャンプ場に忍び込めばイイのだ…。









そんな無茶な…、と言うなかれ。これはジャスパーのインフォメーションのおばちゃんに教えられたことなのだ。おばちゃんは「あたなたはCloseされているキャンプ場を使うべきよ…」とまで言っていたし、ロッキー周辺で出会ったサイクリスト達もほとんどがClose中のキャンプ場に泊まったと言っていた。う~ん、どうも言い訳じみているけれど。。。


Closeされているキャンプ場はゲートが閉まっていて車では入れないけれど、自転車では簡単に入ることが出来る。そして、キャンプ場の「炊事棟」のような小屋の中でテントを張るとかなり快適な生活をおくることができる。


炊事棟? ホントは何て呼んでしょう??

炊事棟(?)。ホントはなんて呼ぶんでしょうね??入り口のところにクマよけのロッカーも付いている。そして大抵近くに井戸水のポンプがある。水場が近いとなにかと楽。


炊事棟でテントを張る

で、この炊事棟の中でテントを張る。テーブルもあって炊事も楽。


薪ストーブもある かなり暖かい

ほとんどの炊事棟に薪ストーブ有り。太い薪を4,5本放り込んでおけばかなり暖かい。薪は外に山積み。ストーブの周りで薪を乾かしていたら夜中に突然火がついた(汗)。気が付いたからよかったけど、あやうく大火事になるところだった…。


炊事棟からの眺め 絶景!

炊事棟から見えるロッキー山脈の一部。美しい。名前はわからない。カナディアンロッキー周辺は観光化され過ぎていてガッカリすることも多いけど、ちょっと奥に入ると雄大な自然が広がっている。懐が深い。


基本的に「キャンプ場」にお金を払いたくない僕にとって、シーズンオフでClose中のキャンプ場は天国のようなところだった。Closeされているキャンプ場に忍び込むことは賛否両論ある行為かもしれないけれど、最低限のマナーを守っていれば僕はアリだと思う。

Bow Valley Park HWY (HWY #1A) and Castle Mountain. It was sheer heaven to ride through HWY #1A !!!


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around Here 's where I took these pictures (powered by GoogleMaps).

Nearby Lake Louies.


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Lake Louise.


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Moraine Lake. I'm gonna be frozen stiff... They're around Here (powered by GoogleMaps).