コトバのモンダイ | 自転車で大陸を越えるブログ

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学生のとき自転車で日本縦断、オーストラリア横断。一旦は就職したものの、会社を辞めて北米縦断。次に目指すは中南米縦断。このブログを通じて自転車で海外を旅する楽しさが、なるべく多くの人々に伝わればイイなぁ…と思っています。

バート 本当はちゃんとした人です…


いきなりびっくりな写真でスイマセン…。ジャスパーのホステルで知り合ったドイツ人のバートです。怪しい人に見えますがドイツでは学校の子供達のメンタルケアーをしているちゃんとした人格者です。。。普段は真面目なナイスガイなんだけど、写真を撮るときは「変顔」しちゃうんです…。


ジャスパーで彼と別れたあとでバンフのホステルで再会し、毎晩のようにビールを酌み交わしていた。もっとも、バートはカナダのビールが気に入らないらしく「Rubbish Beer(クズビール)だ…、ドイツに来たら本物のビールを飲ませてやる…」とボヤきながらだったけれど…。


彼とはヤケに意気投合して今でもE-mailのやり取りが続いていいて、実はこの写真もバート本人が送って来たモノだったりする。もっと良い写真があったでしょ…て思うけど(笑)。なんだかんだ言って同じ匂いがするヤツなのだ。


英語が母語ではない人々と英語を使って話すとき、例えば相手がドイツ人だったりすると、お互いに間違った文法を気にせず、勢いと単語だけでも十分にコミニケーションが成立してしまうのでスンナリと友達になれる気がする。


逆に言えば、コトバが障害になって深く付き合えなかった人々も沢山いる、、、いや、沢山いるって言うよりも、僕が出逢った人々の中で1割程度の人としか十分なコミニケーションをはかることが出来なかった気がする。身振り手振りを交えたツタない会話だからシカタガナイ。


コトバが通じなくても心でわかりあえるサ…なんて強がりを言ったところでコトバが通じた方が良いに決まっている、と僕は思う。もちろん、コトバの通じないギクシャクとしたコミニケーションから得られるものも沢山あるのだろうけど(バートと意気投合したこともそうだ)、なにか一つ外国語をちゃんと修得してもっと奥行きのある旅がしてみたい、と思う今日この頃。


まあ、コトバが通じないことで卑屈にならずに如何に心を開けるか、ってコトが一番大事だと思うけど。