事後報告。
牧場のお留守を預かる協力者の力を借り、昨日から女三人で姦しく目の前の伊豆大島に行って参りました。
移住して13年、千葉県以外で泊ったのは初めてです♪
館山からほとんど揺れない高速ジェット船であっという間、島での移動はレンタカーです。
更年期で長距離の移動や船酔い・乗り物頭痛に不安がありましたが、これなら大丈夫でした。
筆島と呼ばれる尖り岩とその周囲。
溶岩が紡ぐ魅惑の岩、まさかの指入りフォト!
島中に生えていた杉のような植物。
もし持ち帰っても、うちのような水はけの悪い・湿度の高い泥地では枯れてしまうでしょう。
スマホを持っていきませんでしたが、浜の湯という水着で入れる混浴温泉に入って夕日を眺めることができて大満足です。
吹きすさぶ冷たい強風も、時折飛んでくる波の飛沫も気になりませんでした。
牧場から遠いところでじっくり夕日を見たのはいつ以来でしょうか。
魂のリセットができました。
つつじ園から三原山を望む。
今回は裏砂漠まで行けませんでしたが、泥地の我が牧場から60キロほどのところに荒涼とした岩と砂の風景が広がっているとは!
冬山登山やレンタサイクルの観光客の姿も多く、アクティブな都民の日帰りレジャー先としても親しまれているようです。
バームクーヘンと呼ばれる地層切断面が見事でした。
噴火を繰り返した火山島の歴史が読み取れます。
最後の噴火は1986年で、その際に初めて温泉が出たそうです。
2013年の土砂災害も記憶に新しいですね。
地層切断面から見える三角形の利島(としま)、無人島の鵜渡根島(うどねじま)、奥に新島、三宅島。
椿のシーズンで、街路樹から山間部まで椿攻めでした。
レンタカー屋さんの生垣に咲いていたもの。
緑・赤・黄色・白のコントラストに魅了されて、記念に一本買いました。
拾った種から育てるという手もあったのですが、咲く前にあの世に行くようなことがあれば未練で地縛霊になりそうなので、花付きを選びました。
ワイルドファイヤーというアメリカの品種です。
椿の品種名は、「桜」「百合」「牡丹」「菊」「蘭」「カーネーション」など他の花の名前もついてバリエーションに富んでいます。
カタカナが頭から2秒ですっぽ抜けるお年頃なのですけれど、この椿の品種名だけは忘れないよう努力します。
名産の牛乳せんべい。
甘すぎず素朴な味わいでした。
離島ですから、食料品やガソリン代はかなり高く感じます。
スーパーでは卵1パックが300円近く、田んぼも見かけませんでした。
個性の強い明日葉は、お茶にしたものは美味しく飲めました。
うちにも種を撒いて5本くらい生えていますけれど、寒すぎるようでなかなか育ちません。
種を買ったので日当たりの良いところに撒いてみます。
帰りも高速ジェット船で45分♪
今回のお留守を預かっていただいたのは、エクイエンス・藤本美芽先生と生徒さんたち。
わたくしよりも馬を知っている人ですから、安心してお出かけできました。
全員の画像掲載許可を得るのを忘れたので、平成25年の伊豆大島土砂災害跡地に建設中のメモリアル公園から見えた富士山と組み合わせて小さくしておきます(*゚ー゚)
皆さんには馬の世話に加えて作業まで手伝っていただき、偉大なマンパワーに感謝しまくり。
皆さんも楽しかったそうですし、お互いにお天気に恵まれて何よりです。