昨夜は薄雲の中の満月を窓越しに愛でつつ就寝。
処方されたプレドニン15mgを日に2回を飲んだら、つらい咳が8割がた収まりました♪
一回の咳が呼び水になって延々と続くことに悩まされていましたが、投薬後は久しぶりにぐっすり眠れ、現代医学の力に感謝です。
調べてみたらやはり市販の風邪薬や咳止め、喉スプレー等は効かないそうで、喘息の薬を使用するのが正しいとのことでした。
こちらでは病院が午前中のみだったり、担当医が週1~3日しかいなかったりと制限が多いのですけれど、ようやく行けて一安心です。
喘息=過労のサイン、今日は休息日です。
ひとまずお隣の神社で月初参り、先月の御礼と、今月の安全祈願をします。
15時までのんびりし、少しだけ作業することにしました。
届けられた瓦や砂利がうずたかく積まれています。
瓦を細かく踏み割って
ゲストハウス前、イノシシが壊した土手の補修後のぬかるみに砂利を運び入れ
重機に乗り、雨前の放牧場の汚泥はぎ。
良い感じできれいにしたところで、ぬかるみをちょっとだけ削ったら・・
思い切りえぐれました(´Д⊂)
硬い地面を掘っている力で柔らかい地面に当たると、勢いよく掘れてしまうのです。
いちごのショートケーキを切り分けるときの失敗感に似ています(笑)
柔らかい生クリームの中に硬いイチゴがあると、うまく切る力加減が難しいですね。
放牧場に空いた大きな穴を放っておくと馬たちが足を落とすので、暗くなる前に大急ぎで砕いた瓦を運びました。
好奇心いっぱいのモミジが寄ってきます。
ウミガメの産卵のように瓦を落とす風景。
見つめる現場監督。
モミジは下位の馬にきついのですが、上位の馬やわたくしには極めて従順です。
そのぶん馬場の速歩(はやあし)ではお客様を選ぶところがありますけれど、外乗ならわたくしの乗った前の馬についていくだけですから、乗り手のレベルはさほど問いません。
5時過ぎ、ようやく3往復。
まだまだ不十分ですが、ひとまず馬たちが深い溝に足を落とす心配はなくなりました。
放牧場で作業すると大きな音や重機、車にも慣れ、トレーニングを兼ねます。
時々わざとコンテナを遠くに投げたりもしますけれど、誰も驚きません。
「馬は臆病で怖がりだからあらゆるものから遠ざけよう」 という考え方よりも
「人と共に生きていく上で生ずる生活音には慣らそう」 という考え方のほうが互いに良いと思うのです。
特に怖がるものについては「正の強化」という方法で時間をかけて慣らすと、馬も落ち着き怪我をしにくくなります。
「これは怖がらなくても良いものだ」と丁寧に学習させるほうが、その馬の人生にとっては幸せなことです。
手袋をせずとも作業できるほどの気温で、5時でもこれだけ明るいと元気になってきますね♪
冬のない南房総、馬たちの体の中はすでに春になっており、心がざわつく日が増えます。
ご予約も入り始め、明日からまたしばらくはにぎやかになります。