【2016年完全私的一本】専修大学附属『本番600秒前』 | 演劇とか それを取り巻く人たちとか

演劇とか それを取り巻く人たちとか

ほぼ個人的な観劇日記に。
イベント運営+素人の視点で観ている事が多いです。
本番以外の前後も大事!

★ツイッター使い始めてみました。
@mamomya

別格。
観たのは地区と文化祭公演。
下手すると仕事で観れない日程だったので、兎に角縁があった。そう言えば前年度の地区も観れたのは縁だったんだな。

作品としては地区大会のモノをもっと沢山の人に観て貰いたかった。
賞を狙って、とか言う意味ではなく、大会に向けられた作品と思うので、上位大会に進んでいたらその変化が楽しかったろうな、と感じています。

演劇のバックステージモノはそれなりにあると思っているけれど、高校演劇としては新鮮だった。自分は今、恐らく理解のある方の大人ではあるけれど、それでも現役の時に関わった事が無い身としては知らない事とか、よく分からない事が結構あるんですよね。
自分の好きなモノはこういう世界なんですよ!と説明する時に是非観て貰いたい作品。

終演直後の客席の雰囲気。近くにいた別の学校の子が本当に感激した拍手をしていた事を忘れられない。

そもそも前年度の『女子力向上委員会』が大好きで、そちらは都大会まで行ったけれど、地区が特に好きだったな。会場の空気をいつの間にか変えていた作品だった。
その時に、自分がここのファンである土壌は既に培われていた。
だから邪道の極みかもしれないけれど、終わった後、関係者のかたとお話が出来た事がファンとしてとても嬉しかったのです。
あ、お話と言っても思いの丈をDMでお送りしてお返事をいただいた感じ。

そこで生まれたやりとり、その後のやりとりを考えると自分にとって観劇の最高の形があったんだと感じています。


また全国大会、国立劇場と立て続けに観た岐阜農林 『Is(あいす)』に揺さぶられ、ああ、観劇はもういいかもしれない、くらい満足した事が一時あったのですが、実はこちらはほぼ同じ時期に観ていて、恐らく相乗効果で揺さぶられていたし、やっぱり観劇したいよね、って思わせてくれた、繋ぎ止めてくれたのはここだなって思っています。
ふぅっー重すぎぃ!!

ファン過ぎて、昨年は冷静ではいられなかった自分もいるのですが。
こういった形で演る側と客席側が交わる事はもうないかもしれない。
環境は激変するだろうから。
ただ、この事はずっと覚えているだろうし、例え演劇で無くともまた素敵な交わりかたをする事があったら良いな。
とは思っています。
ありがとうございましたー!