【観劇】青森中央高校演劇部『もしイタ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら | 演劇とか それを取り巻く人たちとか

演劇とか それを取り巻く人たちとか

ほぼ個人的な観劇日記に。
イベント運営+素人の視点で観ている事が多いです。
本番以外の前後も大事!

★ツイッター使い始めてみました。
@mamomya

去年観て、代が変わってから初。
同じ作品をメンバー変わって観るというのはなかなか無いですよね。
こうやって継がれていく作品があるということ自体が、内容関係無く良いことだと感じます。

高校演劇で劇団レベルで公演が打てるのはまあとんでもない(遠征なんて困難な劇団も多いでしょう)
目指せ全国大会とは別のベクトルで主軸があるのはやはり強い。


開場から舞台面に出ているの健在。
思い思いにアップしてます。
開演前のこれって、大会だと無いって事ですよね。
30分(以上)余計に客前に出てる感覚ってどうなんだろう。
緊張しにくい様な、そうでない様な?

遊び分が多くなってる気がした。
そんな事ないか、今回の個性がこんな感じだったのだろう。
パブロフの犬状態で、序盤の方がかえって心に来るものがあった。

圧倒的に集団としての演劇で、もうちょっとだけ個としても観てみたいと思った。
皆、結構、個性を盛り込んできていましたけどね!
せめてどの子たちが何年生か、とか分かったら嬉しかったかも。
カーテンコールの並びで何となくは分かったけれど。

難しい部分に触れるけれど、初見の感動からは薄れている。でもこれは物語に対する自分の慣れでだからダメという類いのものではない。
震災を忘れるな、とは言わないけれど、むしろ本当に平気になるくらい慣れるまで繰り返せば良いと思った。
繰り返して欲しい。

そういう視点の事は敢えて言わないでおこうと思っていたんだけれど、今日、観て、降ろすのが沢村さんというのも効いているのだなと。

開場出ようとしたら部員全員ずらっと並んで全力で「ありがとうございました!」を言っていたのが兎に角、気持ち良い。
あれだけのメンバーが声を揃えて挨拶してくれるんだぜ!
あの気持ち良さは劇団公演も見習えないものだろうか。
終演後に知り合いの役者と話すのはやっぱりミニマムになってしまうよなと。

公演の運営について。
募金で成り立ってると言っていた。
それだけで賄えるものでもなかなかないと思う。
ので、全力で募金箱にはお金突っ込もう!

今回も良いものが観れました。
遠征お疲れ様でした!