先日呟いた事から。
言葉足らずな気がするので改めて。
よくお見掛けする観劇の常連さん。
疲れていませんか。
開演直後、ずっと定期的に音をさせてる人がいるな、と振り向いたら当日パンフレットを握り締めてウトウトされていた。
やっぱり、周りの迷惑になる様な観劇の仕方はよろしくないです。
それも観劇慣れしているかたならば、もっと気を付けてよ。
と、憤りをいつもならば感じるところです。
いや、その感覚もやはり有りますが。
その時、自分は注意をしてしまったし、その後もちょっとやっぱりうるさかったのは気になった。
幸い、芝居はそういうのを吹き飛ばす芝居だったので良かったけど。
観劇は何より、あなたの楽しみの為に来ているんだと思います。
疲れてまで来るのは楽しめていないという事ではないでしょうか。
でも。
そこまでして劇場に来たかった思いというのがあるのかなって。
絶対に観劇は好きですよね、間違いなく。
兎に角、沢山観たい。
これは自分だって思います。
分かるから。
分かるから、出来れば考えて貰いたいと思った。
芝居が面白いかどうか、これはやっぱり作る側の責任でしょう。
でもやっぱり観客側の態度も無関係ではないと自分は思うのです。
「口コミ」が大事だとよく言われます。
その部分は観客側のモノでしょう。
要は、観ている人が「楽しそうに」見えないならば、そこから広がっていくわけがないのです。
楽しそうに見えない観かたがある。
それはよく観劇に行く人は考えた方がいい。
そんな風に思うのです。
数日前、感想を書く事について、書きましたが。
これもやっぱりそう。
沢山観る人の感想はもっと楽しそうであって欲しいよ!
これは自戒も大いにある!
話飛ぶけど、高校生劇評グランプリとかあります。
文字通り、高校生の劇評、大人が見ても舌を巻くような内容。
あんな風に書ける人がこの先も芝居を観て、出来れば感想なりを展開してくれたら良いのになって素直に思いました。
それを見て、劇場に足を運ぶ人は確実にいると思う。
我々は。
敢えて我々と言います。
我々は、高校生たちにも勝てない事しか書けないかね?
何のために書くかは人それぞれの理由があると思います。
書くからには、楽しさ、面白さを伝えたい。
この辺りが動機に入ってない人はあまりいないと感じています(実際、どうだろう)
ならば、もっとちゃんと観て、もっとちゃんと書かなくてはいけないのではないでしょうか。
勿論、堅苦しく考えるのではなく。
楽しさをちゃんと感じましょうよ。
と言う。
簡単な様でいて、見失いがちな事だと思う。
きっと、自分は定期的に考えないと忘れてしまうから。
凄く生意気な事を言葉にしてしまった。
とは思いますが。!