・竜とそばかすの姫
ようやく夏休み映画に突入。
小学生いっぱいいるけど、みんな黙っててえらいな^^今時の子どもは躾がなってるな^^とか思ってたら、隣のモルカーをやってるスクリーンから「ドンッ!!」「わーーーーっ!!!!」っていう歓声が聞こえてきて、めっちゃびっくりしたのも5か月前のことなのですね。
まあ……それなりかな。
「ネット」「家族」「ケモノ」の3要素は相変わらずでしたが、それでもその縛りプレイの中で新鮮味を出そうと苦慮していたことがしのばれました。細田作品を1個も見たことなければ、ストレートに面白いって思えたと思います。
どうしてアバターも自由に作れない仮想空間が世界中で人気なんだよ、明らかにどうぶつの森以下だろとか、なんで世界中で即人気になれる歌姫が現実では歌えないって部分がおざなりすぎるだろとか、理想郷みたいに描いてる割に自警団みたいなやつがイキッてるのやばいだろとか、児童相談所をなんだと思っているだろう、もしかして子どもを保護しなかったニュースを無批判に受け入れているのかよとか、そもそも役所広司にあんな役はないだろ、などなど粗どころの騒ぎではないですが。
個人的には仮想空間「U」の華やかな映像よりも、高知の田舎の、美化も貶められてもない素朴な風景なんかには引き込まれました。
インターネットの良いところと悪いところをフワッと混ぜてるバランスの塩梅とかは上手いな~と思えました。最後にみんなが助けてくれる展開とかベタだけど熱かったしね。