給食の話 | まぶたはともだち

まぶたはともだち

読んだ全ての本、マンガ、映画の感想を書いていきます。
最近はプロ野球もお熱です。

世間は年度末です。

昼間にその辺でドラクエウォークやってると小学生が大量の荷物を抱えて下校してて、嫌でもあの頃の思い出がよみがえります。

 

当時はまだ、友達とかいました。

あと給食がすごく旨かった。外食とか全くしないので、それが一番の思い出です。

 

季節感のあるメニューが多く、正月明けは七草、3月3日はひなあられ、七夕には星形のゼリーが入ったフルーツポンチ……などなど、毎月の献立表を観ながら待つこと自体が楽しかった。

特にクリスマスイブ(授業最終日)の給食にはケーキが出てくるのが当たり前だと思っていて、本気で日本中どこでもそうだと思っていました。
ボクは12月17日生まれなので、「先週食ったからいいよな?」という理屈でクリスマスケーキを食べたことがほとんどないのです。

他にも、普通の公立小学校なのにラザニアとかほうとうとかおやきとか、やたらバリエーション豊富でした。1日辺り200円やそこらでどうしてラザニアなんか作れたんだろう。おやきは長野の郷土料理って認識あったけどほうとうが山梨の食べ物って知らなくて、「一番好きだった給食はほうとう」って言うたびに色んな人に「は?」みたいな顔されてたよ
今思い返しても最高の食育だったけど、それから十数年経ってラーメン二郎を喜んで食ってるので食育ってホントに難しいですよね。

 

中学入ったら年中行事を思わせるメニューは1つもなく、メニューは極端にグレードダウン。

おでんの種が入ったボルシチとか、温野菜に海苔をかけただけのものを毎月のように食わされました。

まともに食べられるカレーとかは貴重で、みんな給食当番の手をひったくって勝手に山盛りにしてました。後の方に並んだ奴から「これだけ!」と怒られるのが日常茶飯事で、自分に非が全くないのに頭を下げるという貴重な機会を一番多感な時期に繰り返してました。

廃棄率が80%くらいあるメニューとほぼゼロのメニューばかりで、栄養士は何をどう思い考えていたのでしょうか。

うますぎる給食とまずすぎる給食、両方経験できたのはある意味幸せでした。