去る5月27日の日曜、聖地に行ってまいりました。
アニメの聖地じゃありません、100年近い歴史を持つスポーツの聖地です。
全然関係ないですけど、秩父宮ラグビー場を秩父にあると長いこと思い込んでいました。
目の前を何十回も通ったことあるのに!
2015年の4月を最後に、神宮球場には一度も着ていませんでした。
就職して忙しくなった、というのもありますが、最大の理由は、家で中継が観られるようになったことです。
一人暮らしを期にスカパー!に入るようになり、月4400円でプロ野球が全試合観放題に。
昨年はスポナビライブで巨人・広島のホームゲームを除いて月1480円、今年はDAZNで巨人のホームゲーム以外月980円にまで低下。
出不精なボクは片道2時間近くかけて、わざわざ行こうとは思いませんでした。
加えて近年のプロ野球人気の回復もあり、当日券はほとんど売り切れ。
1番安い席で1000円払ってフラリ……というのが大学時代のスタンスだったのですが、今では1週間以上前に買わないと内野でさえもロクな席がありません。予定を立てて行動する、というのに抵抗があるゆえ、どんどん現地観戦からは遠ざかっていったのです。
(横浜スタジアムとか西武ドームは小旅行感覚で行けましたけど……)
昨年ヤクルトがぶっちきりの最下位に終わったのもあり、かなりヤクルトに対する関心が薄れつつありました。
このままでは、DeNAのウィーランドを「自分に似てる」とか言い張るだけの変なおっさんになってしまう(もうなってる)。
「自らのアイデンティティーを保ちたい」、そんな大層な感情を抱いて神宮球場にやってきた次第です。
球場についたのは午後2時、六大学野球の第二試合「法政大学対明治大学」の最中のことでした。
そういえば六大学って1度も見たことないな、と思い、ついでに観戦しようと思ったのです。
バックネット裏のチケットレディに「内野席1枚」と言うと「こちらは特別内野席のみの販売となっておりますが…」と言われ、やや外れたところの窓口へ向かいます。
1番良い席で観ようと思ったのですが、流されるままに1番高い「特別内野席」でなく、2番目に良い「内野席」で見ることに。
席の区分をちゃんと覚えていなかったことがアダとなりました。
バックネット裏の特別内野席は1500円、ダグアウトの後ろ辺りの内野席は1300円。200円の差は大きい…。
お互い最終カードでしたが、消化試合ということもあって球場は閑散としていました。
明治は前日敗れた地点で優勝が消滅しています。
近年は東大に金星を惜しげなく配給しまくるなど低迷が続く法政は、今年は東大にこそ連勝するも立教、慶応、早稲田と続けざまに落としており、なんとか勝ち点2をキープして面目を保ちたいところ。
試合は既に4回、明治が3対2とリードしている状況でした。あと1時間くらい早く着きたかった。
法政は先発の4年・森田(富山商)を3回であきらめ、1年の三浦銀二(福岡大大濠)を投入。昨夏U-18代表として日ハム・清宮や広島・中村奨成、ロッテ安田らと共に戦った、といえばピンと来る人もいるでしょう。
三浦は140キロ中盤のストレートをテンポ良く投げ込んでいきます。応援団の皆さんは攻撃中のみならず、守備の間も三浦に熱烈な声援を送っていました。チアガールが文字通り飛んだり跳ねたりしてました。
これは攻撃中だったかな?人数こそ多くはありませんでしたが規律乱れぬ様子は圧巻でした。
若きエースの好投に打線も奮起。5回に連打を浴びせて4対3と逆転すると、三浦はいよいよエンジン全開。
ほとんどランナーも出さないまま試合は最終回へ。
9回、内野席と特別内野席を隔てていた簡易柵が取り除かれたので、バックネット裏に移動。
結局三浦は最終9回もマウンドへ。
100球近くなり先頭打者を粘られた末に歩かせてしまいますが、後続を併殺と外野フライできってとって試合終了。
こいつ普通にヤクルトに欲しいな。なんでプロ志望届出さなかったんだ?
試合後もお互いの応援団がエール交換をしていました。さわやかな良き光景でした。
あんなに安定感と実績がある1年生が入ってきたとなれば、法政野球部の未来もちょっとは明るそうです。
さて、いよいよプロ野球……ではなく、その前に腹ごしらえを求めに行きます。
っておお!?家系ラーメンじゃないですか。4年前はなかったような。
限定の油そば、という文言に後ろ髪を引かれる、どころかわしづかみにされる想いでしたが、決死の覚悟で球場を出て、その前に目星をつけていた店へと向かいます。
これは夜、帰り際に撮ったものですが……
ホープ軒のラーメン(大盛)900円+ライス100円。
ホープ軒は過剰すぎる背脂が特徴という評判は知っていたのですが、その背脂たっぷりスープをライスにかけたらうまいだろうなという判断が痛恨の間違いでした。
写真だと良く分からないかもですが、まずラーメン自体がデカい。直径25センチくらいあるどんぶりの中、背脂の下に麺がたっぷりと入っています。麺の量だけで言えば二郎の小と同じくらいじゃないでしょうか
その麺をたっぷり食べたあとに、スープをかけながらライスを食べると、どうなるか。
気がついたら良くないタイプの脂汗が全身からにじみ出ていました。
慌ててテーブルの上のジャスミンティーを何度を飲み干して、店を出てから外でゆっくりミネラルウォーターを飲みながら胃を中和して、ことなきを得ます。色々愚かでした。
つづきます。











