栄冠ナイン ワンナウツ世代の彷徨 | まぶたはともだち

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最近はプロ野球もお熱です。

3季連続で甲子園優勝を逃したボクたちは「ONE OUTS」世代に移行します。

渡久地は栄冠ナインではどうあがいても再現できないので、断念

今思うと監督の顔を渡久地にしても良かった。

 

まずは新キャプテンを選ぶところから始めなくてはなりません。

候補は3人。一人目は引き続き3番ショートを務めるムルワカ。走攻優れた天才肌です。

続いて、レフトからライトに移動する4番、児島。ここぞというときに必ず打ってくれる主砲。

そして、お調子者でチームを盛り立てる、つなぎ役の菅平さん。

ボクが新キャプテンに指名したのは、実績が一番乏しい菅平さんでした。

これまであまり触れることはなかったキャプテン職。ゲーム的には割とどうでもいいしね

 

思い返すのは、夏の甲子園決勝。2点ビハインドでノーアウト1、2塁。

忘れたくても忘れられません。お祭り男が発動している中、進塁打でOKという場面でまさかの併殺打。

最悪の失態を犯した彼に、雪辱の機会を与えねばと思いました。

 

そんなボクの気持ちを汲んでくれたかどうか知りませんが、彼は打ちまくります。

秋の県大会、一回戦。Eランク相手に延長戦にもつれそうな場面で、菅平。

菅平さんは県大会・地区大会の4試合で12安打10打点と大暴れ。

主砲、児島に匹敵する活躍を見せました。

 

甲子園に進んでも快調そのもの。チームは苦戦することなく決勝まで辿り着きます。

先発はノックアウトされるも、彼らは5点ビハインドから脅威の粘り腰を見せます。

 

7回表に同点に追いつき、そのウラに突き放されてもまだ食らいつくしぶとさで延長戦に突入。

10回表、2アウトランナーなしから3番ムルワカ、4番児島の連打でチャンスメイク。

そして……

 

乱打戦を制したのは、ボクたちだったのです。

 

菅平さんの春の甲子園での成績は、3割4厘、2ホーマー5打点。

打順は主に1番や2番。固有戦術「お祭り男」や「黄色い声援」で、打線全体を活発化させました。

最後の夏に入ってからは5番に"昇格"。以降も変わらず、彼は打ち続けました……。

でしたが。

県大会準決勝、ボクたちの前立ちはだかった大谷クラスの豪腕を打ち崩せず、逆に先発が逆転を許す苦しい展開。

7回ウラ、ノーアウト満塁。ここまで県大会2ホーマー9打点の菅平さん。

お祭り男発動で絶好調。絶対にここで一発かましてくれると確信していましたが……

なんと4-6-3のダブルプレー。デジャブかな?

ホームゲッツーではなかったので1点入りましたが、まあ限りなく最悪に近い結果と言っていいでしょう。

 

(全然関係ないけど、昔のパワプロの実況プレイでゲッツーのことを"ISOBE"ってコメントが流れるの、時代を感じますよね。

最近はもう"ツラゲ"すら死語になりかけてるのに……)

 

この後6番今井のタイムリーで同点に追いつくも、8回表に再びピンチ。

北大路の球数は159球に到達しており、ボクは継投を決断します。

マウンドに送り出したのは、3年生ではなく、なんと1年生の花崎。

 

元は江夏豊

ピンチB、ノビAではありますが、基礎能力はショボい上に変化量1しかないナックル持ちという地雷でもあります。

ロックマンX風に言うと無限の可能性と無限の危険性を併せ持った男です。

この采配、果たして吉と出るか、凶と出るか……。

 

……あっさり凶と出ました。

花崎は後続を絶ちこの回を投げきったものの、終盤で勝ち越しを許す展開に動揺が走ります。

更に9回表、今度は3年生・高橋を送り込むも、今度はノーアウト1、3塁の大ピンチ。

ここを奇跡的に無失点で脱します。こうしてみると花崎の起用も一概に間違いとは言えなかったかもしれません。

 

最終9回ウラ、1死からなんとか3番ムルワカが出塁し、4番児島へ。

逆転サヨナラホームランか、せめてつないで菅平さんに雪辱させてあげて、と祈る場面でしたが。

 

あえなく併殺で試合終了。

10年ぶりに甲子園出場ならず。振り返ってみると、とにかく肝心なところで併殺が出るチームでした。

あとどういうキャラだか良く分からない選手が多くて、こだわりみたいのがうまく出せなかったのもあったのも消化不良。

 

1番レフト、近藤(3年)

Eばっかりでも使わないといけないのが厳しかった

 

2番キャッチャー、出口(3年)

走れるキャッチャー。この世代唯一の内気。やっぱり安定して甲子園優勝するためには内気が3人か4人は欲しい…

 

3番センター、ムルワカ(3年)

天才肌にしては寂しい能力。本当ならSSSAAAまで育ったはずが……

 

4番ライト、児島(3年)

全ての面においてすぐれているスペシャリスト。しかし最後のバッターに。

菅平さんほどじゃないけどゲッツーが多かった。

 

5番ショート、菅平(3年)

いつの間にか手に入ったパワーヒッターがデカかった。

しかし肝心なところでゲッツーを打つという印象ばかりが付きまとう

 

6番セカンド、今井(3年)

近藤もそうだけど、どういう選手か良く分からない中で使わざるをえないのがキツかった。

合宿で特殊能力はたくさんついたけど、全く目立てなかった。

 

7番サード、今井(2年)

やや物足りない能力か?っていうか先輩と苗字被ってるから、登録名をいじるべきだった。

 

8番ファースト、小林(2年)

パワーに全ステを振った男。

 

9番ピッチャー、北大路(2年)

言ってまだ2年生なので、いくら特殊能力満載と言っても打ち込まれることも度々あった。

後述の3年生よりは頼れるはずだったけど……。

 

最後はベンチからも外れた荒井(3年)

全体的にかなり厳しい能力。近藤や今井を渋々使わざるを得なかったのがお分かりいただけただろうか?

 

リリーフの皆さん。花崎は1年、あとの3人は3年。

パッと見た感じは北大路に比べるとかなりショボいけど、

彼が早々に打ち込まれた春の甲子園決勝では全員が魂のリレーを見せた。

倉井はちゃんと原作再現して165キロ投げさせたかった。

進路。菅平さんが巨人1位って普通に面白いと思う。果たして新チームは、このまま暗黒時代に突入してしまうのでしょうか。

 

つづきます。