栄冠ナイン 検証・古田ループと森ループはどちらが楽なのか(はじめに) | まぶたはともだち

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最近はプロ野球もお熱です。

実況パワフルプロ野球2016で屈指の中毒性を誇るモード、栄冠ナイン。

この栄冠ナインの有名な攻略法で、古田ループという手段があります。

このゲームはキャッチャーに対する依存度が極めて高いことは周知の事実かと思われます。

詳しくは割愛しますが、狙った転生選手を入れる小技を使って1981年にタイムスリップ。

最強キャッチャーである古田を確実に呼び寄せることでかなり楽に勝てるという寸法です。

 

しかし、古田ループには一つ、懸念があります。

一度年代を設定すると3年間は変更できないわけですが、他のOBが若干微妙なのです。

81年入学のOB、古田。

ゲーム中で唯一人、キャッチャーAの上位互換「球界の頭脳」持ち。頭脳抜きにしてもかなり優秀。

彼がマスクを被っていると、ピッチャーのスタミナ消費が大幅に減り、コントロールは大幅アップ。

 

82年入学のOB、田邊徳雄(当時西武監督)。

パワプロ2016だとこの年は田邊しかOBがいないので、確実に彼が入部します(2014だと中村武司と野村謙二郎がいる)。

やや全体的に能力は低いものの、守れるポジションの多さと特殊能力の多さは魅力。

 

83年組その1、桑田真澄。甲子園20勝という甲子園史上最高の投手の一人。

変化球が最初から3つある可能性がかなり高いので、やや伸ばしにくいもののピンチBは便利。

打球反応○で守備の能力が高めに設定されているのも意外と役立つ。

 

83年組その2、デニー友利。現役時は4球団を渡り歩き、現在もコーチとして活躍中。

桑田と同じくピンチBに加え、ノビB、奪三振は強力。2球種なのもかえって育てやすい。

とはいえ桑田よりスタミナが30も低いのは流石に無視出来ず、2年になるくらいまでは使いづらそう。

 

83年組その3、佐々岡真司。90年代、00年代のカープを支えた名投手。

7人しかいない100勝100セーブの記録者ではあるものの、特殊能力が少ないためやや厳しいか。

 

83年組その4、田中幸雄。ミスター・ファイターズ。

22年かけて2000本安打を達成した名選手だが、能力はかなり地味。チャンスBはもちろん有効だけど…。

 

あとロッテコーチの松山秀明、オリックスコーチの風岡尚幸という人もいるのですが、モブ同然の能力なので割愛します。

 

(ちなみに2017では田邊がいないので、槙原寛己→阿波野秀幸→古田敦也の方が良いと思われます)

 

 

さて一方、1950年代までさかのぼるともっと強力なOBが集中しているところがあります。

それが森ループ。

51年組、長嶋茂雄。やはりこの年は100%ミスターが来ます。

栄冠ナインに関係ない能力を無視しても、本11冊相当。

いくら野球は投手とか、栄冠ナインはキャッチャーとか言っても、これほどまでに最初から完成しているサードが入れば相当楽。

 

52年組、このループの肝、巨人V9の不動の正捕手、森祇晶。

球界の頭脳とキャッチャーAの間にそこまで差があるかというと、ないはず。

この年は他に村山実と広瀬叔功がいますが、いずれも優秀。

 

53年組その1、稲尾和久。2014には未登場。

球速はやや遅いがとにかくめちゃくちゃ強い。多少球速を上げれば1年秋からエースとして使える。

 

53年組その2、米田哲也。

稲尾に比べるとやや劣るように見えるものの、打たれ強さBのおかげでかなり安定感が。

 

たった一人の54年組、権藤博。

基礎能力が高く、1球種なのが特長。この記事で取り上げた選手の中で1番のノビしろがあるとも言える。

 

ネットで栄冠ナインの攻略法とか育成理論について触れているブログ、動画は多く見つかりますが、

これを検証したというものは意外と見つかりません。

ボクはこの疑問について実際に検証してみることにしました。

 

つづきます。