Sサイズ
タテ:17㎝ ヨコ:25㎝ マチ:9㎝
Mサイズ
タテ:21㎝ ヨコ:30㎝ マチ:10㎝
Lサイズ
タテ:24.5㎝ ヨコ:35.5㎝ マチ:11.5㎝
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Sサイズ
- 表地 110cm幅 0.5M
- 裏地 110cm幅 0.45M
- 接着芯 90cm幅 0.35M
- ファスナー28cm 1本
- マグネットボタン15㎜ 2個
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Mサイズ
- 表地 110cm幅 0.65M
- 裏地 110cm幅 0.6M
- 接着芯 90cm幅 0.45M
- ファスナー35cm 1本
- マグネットボタン15㎜ 2個
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Lサイズ
- 表地 110cm幅 0.75M
- 裏地 110cm幅 0.7M
- 接着芯 90cm幅 0.5M
- ファスナー40cm 1本
- マグネットボタン 15㎜ 2個
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ショルダーバッグを作る場合は下記の材料もご用意ください。各サイズ共通です。
- Dカン30㎜ 2個
- 移動カン30㎜ 1個
- ショルダーベルト(PPテープ) 30㎜幅 1.5M
- 持ち手を共布で作らない場合(PPテープを使用する場合)別途 0.9M必要です。
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サンプルは全面芯を貼って作っています。生地によっては全面芯は不要です。
全面芯を貼らない場合は「口布」と「バッグ底」「袋布見返し1」「袋布見返し2」「持ち手」に芯を貼るようにして下さい。
表地にキルト生地を使用される場合は接着芯を使わず作って頂けます。
今回両開きのファスナーを使用しました。
片開きファスナーでもお作り頂けます。お好みのファスナーをご使用ください。
コイルファスナーやエフロンファスナーは長めのファスナーでもカットして使用していただけます。金属ファスナーやビスロンファスナーは予め購入店で指定寸法に詰めてもらってください。
表地、裏地とも柄わせなどがありますと要尺が増えます。上記の寸法は柄わせ無しの要尺です。
作り方説明スタートです
①表地を裁断します。
接着芯を貼るパーツは型紙より5㎜~1㎝大きく裁断しておきます。
裏地 110㎝幅 <型入れ図>
②裏地を裁断します。
接着芯 90㎝幅 <型入れ図>
③接着芯を裁断します。
※大き目に裁断した表地と合わせて裁断をしていくと効率よく裁断できます。
2.接着芯を貼る
①表地に接着芯を貼ります。
※接着芯を貼ると縮む事があるので
予め大きく裁断したパーツに芯を貼ります。
※この写真は参考写真です。今回のバッグとは別のアイテムでご紹介しています。
②芯を貼ったパーツに型紙を乗せ直し
型紙通りに裁断をします。
この作業を「粗断ち」といいます。
裁断にひと手間かかりますが、正確に作品を作る事ができます!
3.ノッチ(印)を入れる
型紙のノッチ(合い印)に切り込みを入れます。
ノッチ(切り込み)は3㎜程度入れます。
※Mammy Jewel Boxの型紙はチャコペンなど使用せずに、このノッチ同士を合わせて縫っていきます。(縫製工場方式)
4.表袋布を作る
①「口布」のファスナー付け側をアイロンで出来上がりに折ります。
②ファスナーの上に「口布」を据え、写真のようにコバステッチ押さえします。
※コバステッチ=端から2~3㎜のステッチの事をいいます。
③反対側も同じようにします。
ファスナーとファスナーの間は10㎜の隙間をあけるように「口布」を縫います。
④Dカンタブを作ります。
PPテープを6㎝にカット(2本)します。
PPテープは化学繊維のためカットした先をライターなどで炙るとホツレ止めになります。
※タブはショルダーバッグを作る時のみ付けます。トートバッグを作る時はこの工程はありません。
⑤「Dカン」にタブを通し、二つ折りします。
⑥端から5㎜の部分をミシンで縫います。
⑧「バッグ底」のタブ付け位置に「タブ」を据えます。
⑨端から5㎜の所ににミシンをかけます。
※タブがズレないようにバッグ底のに予め固定します。
⑩反対側も同じ様に縫います。
⑪「バッグ底」と「口布」を中表に合わせます。
⑫端から15㎜の所を縫います。
縫いました!
⑬縫い代を「バッグ底」側に倒しアイロンで押さえます。
⑭「バッグ底」側の縫い目のキワにコバステッチをかけます。
⑮コバステッチから7㎜の所にもう一本ステッチかけます。
⑯丈夫に仕立てるために「ダブルステッチ」をかけます。
⑰反対側も同じ様に縫います。
⑱「袋布1」を用意します。
⑲バッグの底部分にある「ダーツ」を中表に合わせます。
※ダーツを縫う事によってバッグに「マチ」が生まれます。
↑<ダーツ部分の拡大図>
⑳端から7㎜の所を縫います。
21.縫い代を「バッグ底」側に倒しアイロンで押さえます。
22.反対側も同じように縫います。
23.もう一枚の「袋布1」も同じように縫います。
24.「袋布1」と「袋布2」を中表に合わせます。
25.端から8㎜の所を縫います。
26.縫い代をアイロンで割ります。
27.反対側も同じ様に縫います。
28.もう一枚の「袋布1」と「袋布2」も縫います。
29.袋布の内のり(赤い四角の部分)と⑰で作ったパーツ(口布+バッグ底)とを接ぎ合わせます。
<正面から見た写真>
30.それぞれのパーツのノッチ同士を合わせてマチ針をうちます。
<上から見た写真>
31.ぐるりと1周ミシンで縫います。
32.「袋布」を表に返します。
<上から見た写真>
<バッグ底から見た写真>
33.反対側の「袋布」も同じように接ぎ合わせます。
<横から見た写真>
このバッグの形が見えてきました
5.持ち手をつける
共布で持ち手を作る際の仕様です。
持ち手をPPテープなどを使用して作る場合はパターンと同寸にカットして作って下さい。
①「持ち手」の端を出来上がりアイロンでおります。
②「持ち手」を二つ折りします。
③「縫い合わせ側」を「毛抜き合わせ」にしてコバステッチをかけます。
●毛抜き合わせとは?
表側と裏側がどちらにも控えられず「突き合わせ」になっている状態をいいます。
コバステッチをかけました。
④反対側の(わ)側もコバステッチかけます。
両側ステッチをかけました。
⑤もう一本の「持ち手」も同じように作ります。
⑥「袋布1」の「持ち手付位置」に「持ち手」を据えマチ針で固定します。
⑦端から5㎜の所をミシンで縫います。(仮止めします)
⑧「持ち手」の反対側も同じように縫い付けます。
⑨もう1本の「持ち手」も同じように縫い付けます。
6.マグネットボタンをつける
①マグネットボタンを2セット用意します。
②「袋布見返し1」に「凹側」のマグネットをつけます。
中心にマグネットボタンの足を通す用の印を入れます。
③カッターなどで切り込みを入れます。
切り込み長さは3㎜ぐらい入れましょう。
※切り込み過ぎないように注意して下さい。
④表からマグネットボタンを差し込みます。
⑤足を裏側に出します。
⑥当て金をかぶせます。
⑦ペンチなどを使って足を倒します。
⑧フラットになるまで足をしっかり倒して下さい。
※足を倒す方向についてですが、私は外向きに倒す方が安定するので好きです。中心側に倒す方法ももちろんOKです。お好みの仕様で取り付けて下さい。
⑨「凹側」のマグネットボタンがつきました。
「凸側」マグネットボタンを「袋布見返し2」につけます。
⑩「袋布見返し2」に印を入れます。
⑪切り込みをいれます。
⑫表から凸側のマグネットボタンを差し込みます。
⑬裏に返し、当て金を通します。
⑭ペンチなどで足を倒します。
⑮足が水平になるように倒します。
⑯凸側のマグネットボタンがつきました。
⑰もう一つの見返しにも凹凸マグネットボタンも同じように取り付けて下さい。
7.裏袋布を作る
①「袋布見返し1」と「袋布見返し2」を中表に合わせます。
※マグネットボタンをくっつけた状態にして縫うと、仕上がった時にマグネットボタンがズレる心配なく仕上がります。
②両端を出来上がり線で縫います。
③縫い代をアイロンで割ります。
見返しの両端を縫いました。
④同じように、もう一つも作ります。
⑤「裏袋布」を用意します。
「裏袋布」同士を中表に合わせます。
⑥周囲を出来上がりに縫います。
⑦この時「返し口」を残して縫います。
※「返し口」止まりは必ず返し縫いしましょう。
⑧「袋布見返し」と「裏袋布」を中表に合わせマチ針を打ちます。
⑨1周ぐるりと縫います。
⑩縫い代は「裏袋布」側に倒し、アイロンで押さえます。
⑪「裏袋布」側の縫い目のキワにコバステッチをかけます。
⑫コバステッチを1周ぐるりとかけました。
⑬もう一枚同じ裏袋布を作ります。
MMZ-56 Daisy(デイジー)ショルダーバッグ・トートバッグ型紙の作り方説明2へ続く