道端に
こんな宣伝が。。
水がもっと青いところへダイブ
葬式&海洋散骨が
1250ユーロ(約21万円)
イタリアの葬儀の費用が
どれだけかかるか
よく知らないんだけど、
上のお値段、安い方なのかな。。
遺灰にするのは
火葬しなきゃいけなくて
火葬だけでも2000ユーロ(約34万円)は
かかるってきいたこがあるので
葬式付きでコレは
やすいのだろうなあ。。
ローマだと
火葬したあとの遺灰は
骨壺などの専用容器に入れて封をして
登録番号をつけて管理され、
封をあけることは許されない。
墓に入れたり散骨したい人は
申請しなければならない。
ローマの墓地を
管理する会社って
ゴミや清掃を請け負うAMAという会社と
同じである。。
結構前に
交通事故で亡くなった人の遺体が
道路脇に雨に打たれて
横たわっているところを
見てしまったんだけど
その時に来てた
遺体を収容する
Polizia mortuariaの
ワンボックスカー。
注:警察(ポリツィア)って
あるけど警察ではない。
AMAのゴミ収集車のデポジットに
この遺体収容用のワンボックスカーも
駐車してあった。
どういう車か見たい人はコレどうぞ↑
ゴミも遺体も同じところが
扱うんだと再確認。。
海洋散骨に話を戻すんだけど
20年くらい前に
旅行の手配会社で
働いていた時
聞いた話なんだけど
故人の遺灰を
イタリアの海に
海洋散骨したい
ていう日本のお客さんがいて
日本人のアシスタントさんをつけて
海洋散骨しにいったらしいんだけど
アドリア海に散骨したかったのに
イオニア海にまいてしまい
あとからそれに気づいた
お客さんがお怒りになった
という。。
意思の疎通が
なされてなかったのだろうか。。
お客さんも
行ったとこの都市名から
アドリア海とイオニア海の
区別がつかなかったのだろうか。。
あと、
イタリアで
海洋散骨する場合、
海ならどこでもまいていいわけでなく
海岸から半マイル離れてなければいけない
(ということは船で)
とか決まりがあるそうだ。。
で
バーっと
海に巻くのではなく
生物分解する骨壺に
入れたままドボンと
落とすんだそうな。。
詳しい決まり事はコチラ↓
イタリアだったら
遺灰は遺体として
管理されるべき
とされるので遺灰を
持ち出すのは許可がいるけど
イタリアの外から来た人が
こっそりまく分には
何も言われないんだろうけど。。
ちなみに
カトリック教会は
散骨は認めていない。
ちょっと前まで
火葬もダメだったから
ましてや散骨なんてもってのほか
なのだろう。。