カラブリア・テキト―旅行記
❷「カラブリアの素敵な海♪ 」
❸「あまり聞きたくない実情。。 」
❹「気分爽快な山歩き 」
❺「「悪魔の橋」に行ってきた。 」
❻「全身泥パックで妖怪気分 」
❼「パパシーデロの街並み。」
まだ続くのか・・
とげんなりしないでね。。
パパシーデロ(Papasidero)の村を
後にし、車で山道を行き、
Grotta del Romito(ロミートの洞窟)へ。
19000~10000年前の
古代人の人骨や世界でも希少な「掻き絵」(Graffito)のある洞窟。
入場料の表示がまだリラだ。。
大人一人の入場料は5000リラ(大体2.5ユーロの価値)だったけど
現在は3ユーロだから、大した値上げもせずに良心的。
博物館があり、そこで入場料を払った後、
15分ほど待って、ガイドさんの待っている洞窟へ移動。
古代に生存した巨大牛のBos Primigenius(オーロックス)
フランス、ラスコーの洞窟に描かれているのもコレ。
ここの洞窟では掻き絵(Graffito/ぐらっふぃーと)と呼ばれる
石に刻んだ絵で、イタリア(欧州で?)でここにしかない、考古学的価値の
極めて高い洞窟なんだそうな。。
洞窟の内外で埋葬された人骨が発見されている。(紀元前19000~10000年)
若い男女の人骨↓ (女性の方は小人症の特徴があるそうな)
骨はレプリカで、本物はレッジョ・カラブリアの博物館蔵。
右手のも男女の人骨。
洞窟の入口。
発掘は今でも続く。
とても小さな洞窟。
ミニ鍾乳洞。
この洞窟には、世界でも珍しい
大型のクモが生息しているそうな。。
ガイドさんが、数か月前に洞窟内で偶然見つけたそうな。。
女性の手のひらほどの大きなクモで、
驚いたことに、体全体が透明で
胸部だけが深紅に透けているんだそうな。。
残念なことに、このクモの写真は
存在してないんだそうな。。
ガイドさんはカメラは持ち合わせていなくて
撮れなかったことをとても悔しがっていた。。
古代人の住まいを実現。
コレを見た後、
ローマに向けて旅立った!
(ローマに着いたの夜の12時だったが・・汗)