こんにちは☆華田真実です(^^)>

 



今でこそ、「ステキな笑顔ですね」

などと第一印象をおほめいただき、

さらに色や形による魅力アップを

お仕事にさせていただいている

ワタシですが…

 

30代の前半までは、
それはそれはヒドイもので、

ズタボロのビリビリでした(><)

そこで、自分の棚卸も兼ねまして、

 

「まみおが華田真実に育つまで」

 

を長編になりますが、お届けして
いこうと思いまーーす(^^)>

これを読まれたあなたが、

 

「なーんや!こんな人でも何とか

なるもんなんや。そんなら私だって

全然大丈夫やん」

 

と元気になってもらえれば、

ワタシもとってもうれしいです(^^)

 

これまでのバックナンバーはコチラ♪

 

☆3歳まで編がまだの方はコチラ☆

 

☆3~6歳編がまだの方はコチラ☆

 

☆小学1年編がまだの方はコチラ☆

 

☆小学2年編がまたの方はコチラ☆

 

☆小学3~5年編がまだならコチラ☆


それでは、どーぞー☆彡

(文体は小説調になってます♪)

 

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6年生になった春、まみお大阪へ。

 

福岡でも田んぼと海がすぐそばに

あるのどかな環境にいたまみおは、

大阪のよどんだ空と工場地帯の

グレーさに、しばしガクゼン…★

 

 

しかし気を取り直し、転校先の

小学校へ。

 

 

担任は明るくキレイな女の先生で、

クラスの女子も次々に話しかけて

きてくれて、まみおは

 

 

 

「よかった。いいひとたちで。

 福岡へ戻れないのは悲しいけど、

 これから新しくがんばろう^^」

 

と思った。

 

 

ところが…

先生が教室を出たとたんのこと。

 

男女がいきなり机をグンと離し、

分かれてケンカをしはじめて

すんごくビックリした!!!

 

さらに、ボス女子が気弱な男子や

女子に、休み時間に変な踊りを

させたり変なことを言わせて、

取り巻きと大笑いするのを見て、

またまた驚愕!

 

福岡では男女けっこう混ざって

遊ぶこともあったまみおには、

いったい何が起きてるのか、

さっぱりわからなかった。

 

 そんなある日、気弱男子の一人、

シロシくんから、手紙が届く。

 

なんじゃー?と開いてみると…


「好きです。つきあってください。

 

放課後、校庭の鉄棒の横にある、

桜の木の下で待っています。」

 

と、キッタナイ字で書いてあった。

 

まみおはつきあう気はないけど、

とにかく返事はしなければ!と

放課後待ち合わせ場所へGO!!

 

すると…。

 

そこにシロシくんはおらず、

男子と女子のボスがニヤニヤ

笑ってこっちを見ていた。

 

「あれ?彼はもう帰ったのかな?」

とそのまま帰宅。

 

 

次の日、気弱女子のウッチさんが

これまた気弱男子のクニくんから

手紙をもらい、それが発覚して

先生が激怒していた。

 

というのは、その手紙はボス女子、

ウメがクニくんにムリヤリ書かせた

ものだったからだ。

 

気弱な男女二人をムリにひっつけ、

陰湿に面白がっていたわけですね。

文面が、まみおがもらったものと

まったく同じだった!!!

桜の下のナゾが、すべてとけた。

 

まみおは、つかつかと歩み寄り、
無言で先生に昨日の手紙を渡す。

 

先生はより怒り狂っていたが、

そんなことはどうでもよかった。

 

まみおは、もうこの人たちを相手に

するのはやめようと決めた。

あまりにもくだらなすぎるからね。

 

 

それからまみおは、誰とも

必要以上に話をしなくなった。

 

テストや自習はさっさと切り上げ、

ひたすら学級文庫の偉人の話

シリーズに没頭しまくっていた。

 

くだらない人たちと話すより、

すばらしい人々の物語にひたる

ほうが、ずっと楽しかった。

 

そしてしばらく、何事もなく

日々は過ぎていった。

 

ところがある日、なぜかボス女子と

その取り巻きの女子数名が、突然

うちに襲来し、まみおが大切にして

いる本やマンガをとっ散らかしたまま、

嵐のように去っていった。

 

「一体なんだったんだあ?」

 

と不思議に思っていたところ、

それは先生が

 

「あの子はいつも一人でかわいそう

だから、遊びに行ってあげて」

 

と頼んでいたことが判明。

 

「ふざけんな!!!」

 

とまみおは心の中で叫んだ。

 

「私は自ら選んで一人でいるのだ。

それなのに、勝手にかわいそうに

仕立て上げるんじゃねーよ!!!」

 

と、心の中で激しく憤った。

 

この瞬間から、まみおの中で、

先生は勘違いで大きなお世話の

大人に変わったのだった。

 

 

それから1学期の二者面談が

終わって帰ってきた母が、

 

「先生がね、勉強はまったく心配

ないってさ。

 

でも、まみおさんはクラスの

みんなをいつも、見透かすように

じーっと虫みたいに観察してて、

 

その目がものすごく冷めてて

先生も怖いって言ってたよ。

 

いつも一人で本ばかり読んでて

友達と全然遊ばないし、

何考えてるかわからないって。」

 

と言った。

 

そりゃそうさ、先生になどわかる

もんか!!と思ったまみおは

 

「フーン。先生がそう言うんなら、

そうなんじゃないのー?」

 

とだけ答えた。
 

母も先生に似て活発な友達が

多いタイプで、かつ

 

「あんたはお父さんそっくりで、

何考えてるかわからん」

 

とよくぼやいていたので、

まみおの気持ちなどわかるまいと、

それしか言わなかったのだ。

 

 

夏休みに入り、登校日の水やり

当番でたまたま、気弱女子の

ウッチさんと一緒になり話をした。

 

彼女はまみおに、

 

「いつもみんなにイジワルされて

本当にいやだ。

一度キッパリやめてと言いたい。

だから助けてほしい」

 

と打ち明けた。

 

まみおは、

 

「わかった。二学期になって

そういう所を見たら助けるから、

がんばろうよ。」

 

と言って別れた。

 

 

二学期。さっそくボス女子の

ウメとその取り巻きに囲まれ、

ふるえる彼女を見たまみおは

 

「ウッチさんイヤなんじゃないの?」
と言ってみた。

 

するとウメが肩をいからせ、

 

「えっ?ウッチ、イヤなん?
それやったらハッキリ言いーな。」

とすごんた。

 

彼女は目を超高速でバチバチ

させながら、こう言った。

 

 「私は別に…。あの子が勝手に…。」

 

それを聞いた瞬間、まみおはもう、

この人にも関わるのはやめよう。

と思った。

 

なめられる人にもやっぱりそれなりの

理由があるんや、バカらしーと思った。

 

「金輪際、他人のいざこざなど知らん。

 私には一切がっさい関係ねえ!!」

 

と、まみおは強く思った。

 

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この頃のワタシの心の色は真っ黒

家でも学校でも、自分の本心を語る

ことは全くなくなりました。

 

すべての人が信じられなくなり、

本の世界にランナウェイしました。

 

また、クラス全体にかつがれた時と

ほぼ同時期に、クサガメを二匹、

飼うようになりました。

 

クロベエ&チャタロウと名付けました。

当時この2匹がワタシの友達でした^^

 

彼らの甲羅に体を隠し、己を守る姿と

自分を重ね合わせていたのかも

しれませんね☆

 

 

小学6年は、後半もなかなかどん底!!

次回は小6後半編:危機一髪の秋冬!~

に続きます☆どうぞオタノシミニ~(^^)>

 

 それではまた(^^)」