令和2年8月29日、「トーキングマット」の基礎研修(主催:一般社団法人日本意思決定支援ネットワーク(SDM-Japan))を受講しました。
講師は同法人副代表の弁護士水島俊彦先生です。
「トーキングマット」というのは、英国で開発された認知症の人や障害のある人の「意思決定支援」に役立つツールです。
「トーキングマット」を使うと、カードのやりとりを通じて、意思決定の背景にあるこころの動きを見える化することが可能になり、本人の好みや価値観を探ることができます。
私は、「トーキングマット」のクラウドファンディングに参加して、日本語版のトーキングマットを入手しました。
クラウドファンディングについては⇒コチラ
基礎研修は、「トーキングマット」の使い方の基礎を学べる研修です。
日本国内で初めて開催されるこの基礎研修に運良く参加することができました。
本来は2日間かけて行われる研修を1日で行うということで、とても内容の濃い研修でした。
この研修で一番印象に残ったのは、実際にトーキングマットを使用している様子をスマートフォンで撮影して、その動画を皆で共有してフィードバックを行ったことです。
自分がトーキングマットを使っている様子を客観的に映像で見て(それはもうひどい出来栄えでしたが(汗))、どこがダメかも自分でよくわかりましたし、他の方からのフィードバックも参考になりました。
研修を受けて、とにかく実際に使ってみないと始まらないということを強く感じました。
今後、実際の成年後見業務に役立てて行きたいと思っています。
基礎研修は日本国内で順次開催される予定だそうです。
今後の研修スケジュール・申込み⇒コチラ
(東京ジェイ法律事務所 司法書士 野村真美)
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