カメムシ月間、まだ続いているようです。
もはや月間じゃない……。

もう12月ですよ~(*゚ロ゚)


↓カメムシ月間の記録



ある日の夕方
今まで降っていた冷たい雨が止んだとき

ふと見たら部屋の中に大きなクサギカメムシがいたので
外に逃がしに行きました。そしたら……

お久しぶりのコウガイビルがいました!


12月の雨の日でも生き物いっぱいなんですね!

会うのは久しぶり、写真を撮るのはお初です。
ミミズでもなくナメクジでもなくコウガイビルさん、です。
名前にヒルと付いているけれどヒルとは違う生き物で、
人の血を吸ったりはしないみたいです。


コウガイって言うとなんだか公害みたいで
なにか害があるのかなーと思いますが
「コウガイ」とは女性の髪飾りのことらしいです。
今調べました(*・∀・) 

毒……は
コウガイビルの中には、フグ毒と同じ毒である
テトロドトキシンを持つ種類もいるそうです。

この子は多分毒はないですが
種類分けや害の有無に関するはっきりした情報はないので
とりあえず触らない方がいい、みたいな記載もありました。


コウガイビルはプラナリアの仲間で、
プラナリア同様再生能力が高いということです。

また、コウガイビルは
ミミズやナメクジやカタツムリを食べる肉食動物みたいです。


日本でよく見かけるのは
クロイロコウガイビルとオオミスジコウガイビルの二種類だそうで、
この子は黒いのでクロイロコウガイビルのようです。

(でも検索で出てきたクロイロコウガイビルの写真を見ると、
    「クロイロコウガイビル=黒い」とも限らないみたいですが……。)

オオミスジコウガイビルは黄色っぽくて
体に三本のスジが入っているそうです。
あと、写真を見るとクロイロコウガイビルより
ずいぶん体が長いようです。

また、クロイロコウガイビルは在来種、
オオミスジコウガイビルは外来種らしいです。
私はまだクロイロコウガイビルしか見たことがありません(>∀<*)


この三角みたいな頭、カッコいいですね。
シュモクザメみたい。

しかし、頭があるんだから口は普通に頭にあるものだろうと思ったら
口(兼 肛門)は体の中央腹面にあるらしいです。

つまりおなかに口がある感じ……ですかね?
お食事シーンを見たことがないので
どうなっているのかよく分からないです(*>v<)


私は、コウガイビルには
ミミズやナメクジほど頻繁に会わないので
コウガイビルは「たまに見る謎の生き物」という印象なのですが

今少し調べてみても、親しみがわくというより
ミステリアスさが増すばかりでした(*'∀')

やっぱり謎の存在です。

(でもこのブログを書いた後ずっとコウガイビルのことを考えていたら
    そのうち親しみがわいてきましたv)


ミミズとかナメクジは、見た目も触ってみた感触とかも
まだ「生き物」って感じなのですが

どうもクロイロコウガイビルの黒さ、光沢は金属っぽく見えるし
節とか毛とか目とか、生き物っぽい部分が見あたらずのっぺりしているし
触ると接着剤のごとく貼り付くようなネバネバの感触で
なんだか生物離れしていますね!

敵役ターミネーターみたいな……( ̄▽ ̄*)w

最近触っていないので、
感触はうろ覚えで間違っているかもしれませんが……。


しかしこの子カワイイですねー(*´▽`*)
ぬらぬら光って美しいです。

カメラを近づけたら、頭をもたげてカメラの方を向いていました。
残念ながらその時撮った写真はうまく写らなかったので削除しました。


お顔(?)のアップ。
イチョウの葉みたいですね!
この頭(?)も柔らかくクネクネと動かせるみたいです。

光を反射して綺麗ですね~。


今、ほんの少し検索しただけでもなんとなく分かったことは
コウガイビルの謎めいた生態とかわいい姿に惹かれて
ファンになる人が多いらしいということです。

……嘘ついてないです(o・ω・o)

コウガイビルはファンから(ファン以外からも)
「KGB」と呼ばれているそうです。(KGB…ソ連国家保安委員会)

アシダカグモがアシダカ軍曹と呼ばれていたり、
ハエトリグモやオオスカシバやフナムシが愛されていたりと
ホントみんな人気者ですね~。


ということで今回は不思議なKGBに関する投稿でした。

このクロイロコウガイビルさんがいたところは
コンクリート(?)の湿った部分の上だったので
ちゃんと帰れるかちょっぴり心配でしたが
翌日にはいなくなっていました。
土がある方に戻っていったみたいです。良かった。

ではこれで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました!