劇場にて鑑賞。
6/10
ベストセラー作家・湊かなえの同名小説を映画化し、戸田恵梨香と永野芽郁が母娘役を演じたミステリードラマ。ある未解決事件の顛末を、“娘を愛せない母”と“母に愛されたい娘”それぞれの視点から振り返り、やがて真実にたどり着くまでを描き出す。
女子高生が自宅の庭で死亡する事件が起きた。発見したのは少女の母で、事故なのか自殺なのか真相は不明なまま。物語は、悲劇に至るまでの過去を母と娘のそれぞれの視点から振り返っていくが、同じ時間・同じ出来事を回想しているはずなのに、その内容は次第に食い違っていく。映画コムより
女子高生が自宅の庭で死亡する事件が起きた。発見したのは少女の母で、事故なのか自殺なのか真相は不明なまま。物語は、悲劇に至るまでの過去を母と娘のそれぞれの視点から振り返っていくが、同じ時間・同じ出来事を回想しているはずなのに、その内容は次第に食い違っていく。映画コムより
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母親が必ずしも子どもを愛せる母性を生まれつき持っているか?という概念をくつがえす作品、と思って期待値がけっこう高かったです。しかしまぁ感想をいえば何とも分かりにくい。母側と娘側の視点が異なった場面を何度も繰り返す方法はいままでも見たことがあるけれど、展開としてはわかるけれど心情としてはあっちこっちに飛ぶから感情移入をしにくかったです。
ただ色んな意見がわかれるのは理解できます。私は大地真央さん演じるルリ子の母がちょっと愛しすぎたのかもしれない、なんて思ってしまいました。理想の母親像ではあるけれど、依存させてしまう愛し方をすることはある意味、罪なのかもしれない、と。人間という生き物は、愛しすぎるのも愛され過ぎるのも不幸になるのかなぁ、なんて観ながら頭の中でぼんやりとくすぶる感情を整理しながら思っていました。
一方どういう愛され方をしても自立する人は早くするし、依存する人はするし、育て方や接し方は一つの要因しかないともいえる。愛されたい人か、愛したい人か、依存したい人か、自立したい人か。愛情というのは目に見えないからこそ、バランスよく受け取って自分なりに成長していくのが難しいのでしょうね。
高畑さんの演技が絶賛されているけれど、私はやり過ぎでは?汗と終始ちょっとイライラしてしまいました。笑わせて欲しいわけではないのだから、わざとらしすぎて、もう少し抑えて欲しいと心の中で叫んでました。戸田恵梨香さんの引きの演技は素晴らしかった。登場人物がみな可哀そう、と思えたこの原作は未読ですが、おそらくもう少し丁寧にそれぞれの背景が分かる為には映画よりも原作の方がわかりやすくて良いのだろうな、と思った次第です。
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