タイトルの話より、まず前回の続きで。



でも、子どもの時はほんま大変でしたよ?

 

 「もう大きいから」「お姉ちゃんやから」「しっかりしてはるから」

 

 

と、大人並みの手続きや交渉や、作業とか押し付けて来るくせに、そのくせ、不条理や矛盾に対して反論したら

 

 「口ばっかり達者で可愛げがない」「子供らしくない」「女のくせに理屈ばっかり言うて嫁の貰い手がないわ」

 

とか。


モラハラ親父を始めとして、当時の大人は皆が皆、勝手で威圧的に罵ってきましたからね。

 

 知るかっちゅーねんな。

 

 

 あたしゃメルモちゃんじゃないんや、
おまいらの都合よく、大人になったり子供になったり出来るか

 

確かに私の魂は300歳くらいかも知れん。

 

この激変する時代の地球、体験してみたいなー と思って、身体を頂いたのかもしれませんよ?

 

でもな。


うちのオカンが代表するような典型的日本人

 

「自分で考えて決断したら、責任が生じるから、
成功した誰かに乗っかってラクに生きたい」

 

てアホな奴らのケツ拭くために、私の人生あるんとちゃいますねーーーん!

( ゚д゚)ハッ!・・・はっ!すっかり漫才師「爛々」の萌々(モモ、左のお姉ちゃん)

に憑依したかのような口ぶりになってしまいました・・・すいません

 

そんなだから、前の記事でも書いたけど「管理する役目」は好きじゃないんよー。


なのにオカンは昔から、好きなことは1人で勝手に行動するくせに、嫌なこと、しんどいことばっかり私に依存するんですわ。


病院の先生から、手術の内容を説明されて署名するとか。

役所から送られてくる書類とか。


とどめはモラハラ親父から逃げる時でも、全部わたし・・・この話はそれだけで短編小説1本書けますわ…


まあ、そんな風にオカンの人生の大事な転機のときの決断は、

 

まみちに任せる、言う通りにする

 

と人ごとみたいに知らーん顔してるから、オカンはずっと社交的で可愛いまんま生きてきたんですわ。ムカつくけどっ

 

それでも、オカンはモラハラ親父と違って、本質的に人間としてマトモだし、純だし、可愛いとこある、えーやつなんです。

 

だからね?私はいつも社会に怒ってるんですよ。

ほんまは、こーいう従順で真正直な国民は、ほっといてもそこそこ無事に幸せに生きていけるはずなんです。憲法上では。

 

でも、ものすご気をつけていないと、悪い奴らに食い物にされたり、ボロ雑巾のように働いて働いて、税金払うだけ払わされたのに、野垂れ死にしそうになるのが現実じゃないですか。


だから父親は捨てたけど、オカンだけはケンカしながらでも放り出さないんです。

 

  余談だけど、やっぱ片手間にやってる心療内科ではあかんね

皆さんあまりご存じないかも知れませんけど、街の個人医院で、内科とか消化器科とかのあとに、おまけみたいに「心療内科」の看板あげてる先生って多いでしょ?

 

でも、あれってね、専門家でも何でもないらしいんですよ。

事実かどうかは未確認だけど、なんか「心療内科」だけは医師免許持ってたら書いてもいいんじゃなかったかな? だから変にいつもの内科のかかりつけ医とかに「眠れない」みたいなことを言ったりすると年寄りにでもバンバン睡眠薬とか出しちゃうらしいんです。

 

だから1年前に、オカンが初めて認知症検査を受けたのが、おまけのように「心療内科」も掲げている、

 

いつも心臓の薬とかもらっている「かかりつけ医」だったので、
どーも信用出来なくて。

 

自分がガンの闘病中のときでさえ、私はぜぇんぜんドンと構えていて、不安も不眠もへっちゃらだったのに、オカンの異常行動が増えてからはブラック企業に居たときのように、ドキドキ、ビクビクして身体がずっと緊張状態・・・

 

だから自分で探した精神科・心療内科そして「もの忘れ外来」

もやっている、いまの先生のところに相談しにいったんです。

 

 

  5分しか一緒にいない人間に何がわかる

 

オカンの場合は、すんごい初期だし、そもそもレビーが「まだら」と言われるように、季節や時間帯や、日によって出たり出なかったりするので、たまにしか会わない人には分からない事が多い。


「診療情報共有」ということで、精神科のお医者さんから、

 認知症の疑いで娘さんと来た、いま画像検査待ちだ、

と、かかりつけ医に連絡が行った後でも

「しっかりしたはんのにねぇ」と医者。
「私も年相応かなぁと思ってるんですけど、娘が言うからねぇ」とオカン…。

そんなやり取りをしたー、とオカンから聴くとイラッとするのです。

 

画像診断も受けさせへんかったくせに。

 

あんたが、そーやって1年ほっといた間に、何回ナベ焦がしたおもとんねん、とか。

 

私が医者に行っている間に、自分の部屋だけ暖房入れて布団着て寝ているオカンが、

リビングのベランダの戸を開けっぱなしにしていたせいで、風はビュービュー入ってるわ、カメムシ入って来とるわ、でどんだけ苦労したか・・・とか

 

 

毎晩「断末魔の叫び」に怯える日々を過ごしたことないやろ

 

 

1日でも、お泊り体験してみぃ、・・・とか。

 

まあ、心臓の手術した大病院から指示された薬出すだけ、みたいな町医者だから元から期待はしてませんでしたけど。


とは言いつつ、私もさっすがに、オカンの「焦げていても匂いが解らない」とか「便秘と下痢を行ったり来たり」というのが、認知症の影響から来る自律神経の問題だとは、知りませんでしたしね。

 

意欲減退も、コロナの三年を挟んだので、ただ面倒くさくなっちゃったのかなー、と思っていたけど、逆にコロナで動きを止めてしまったことで発症したのかもしれないよね。

 

つづく