*株式会社グランエスペランサ代表取締役
*NPO法人日本結婚教育協会代表理事
*あしふみ健幸ライフ❌金沢粋屋の
棚橋美枝子です。
「忘れないために残す」のブログは
私の真友であるみわちゃん、
そして2月22日02時58分に今世の使命を終えて旅立ったかおりちゃん親子の
3年3ヶ月の癌との戦い、癌との共生、
そして「生も歓喜、死も歓喜」と
みわちゃんがとらえるまでの過程を
私が忘れないために残すものです。
詳細についての記載は曖昧なところがありますがワタシにとって大切な備忘録であることをご理解いただきご一読ください。
かおりちゃんの在宅で、かおりちゃんはじめみわちゃん達家族をあらゆる意味で支えたのは、やはりドクターとナースの存在です。
こんなドクターやナースに出会えたこと、
これはもう奇跡。
ワタシのターミナルの時はみわちゃんちに居候させてもらい、医療はその先生にサポートをお願いしたい。
と思うほどです😅
とにかくこんなドクターやナースに出会えたことはワタシの人生でも奇跡!
こんなドクターやナースが増えたら
もう死は怖くない。
いや、怖くないのは言い過ぎ。
でも、半減できる。
神です。神様。
どうやったらあんな人格者になれるの?
言葉ひとつひとつ、態度ひとつひとつに愛しかないのです。
でも、一方でこうも言えるのではないでしょうか。人間とは多面で複層的です。私たちは人を見る時、その人の印象的な面だけにフォーカスして人を見ています。しかし、人間とはもっと多面で複雑な生き物ですよね。
私たちはどんなふうにお取り扱いされているのか?という関係性の構築いかんで対するその人に応じた人格が登場すると考えられます。
よく「あんな人だと思わなかった」と言いますが決してそうではなく、そんな面もあるということだけのお話し。自分が勝手に思い込んで人を好きになったり嫌いになったりしているだけのことなのです。
そもそも良いドクターではあられるでしょうが、ドクターのすべての中の「サイコーです!✨✨」が、みわちゃんやかおりちゃんとの関係性の中では特に溢れでてしまわれたのでは?
だって、あんなサポートを全ての人にして
センサー大丈夫ですか?と思えるほどにドクターもナースも慈愛しかないのです。
真ん中の方です。
左の若いお2人はナースです。
1月29日に状態が急変し、かおりちゃんの大好きなお家で沢山の人に囲まれて会わせてあげたいと2月3日に自宅に帰ってきました。
このみわちゃんの行動だけでも奇跡なのに、かおりちゃんが奇跡を起こし2月4日に復活してくれました。
ワタシは2月3日から佐竹家にいたので、その過程をつぶさに見ていた生き証人です。この奇跡奇跡が凄すぎる。
でも、なぜ、そんなことができたのか?
もうドクターとナースチームがいて下さったからこそ。こんな素晴らしい医療チームとの信頼関係ができていなければ、いくら佐竹家であったとしても、こんな奇跡には挑戦できなかったと、ワタシは思います。
この2月4日、ドクターもまるで家族。
かおりちゃんチームの一員になって下さるドクターのおかげです。もう泣ける😭
2月20日にいよいよかと思うと美和ちゃんから
連絡いただき行きました。
「棚橋さんやみいちゃんが来てくれるまでに間に合わないかもと心配してた」
ドクターが、そんな言葉を言って下さいました。
2月20日の真夜中、かおりちゃんを囲んで
みんなで沢山褒めた。
かおりちゃんのがんばり、美和ちゃんのがんばり
パパの愛、絶対に誰も後悔はない。
私もかおりちゃんの体に触れ、手を握り、髪の毛に触れて後悔ないほどに触りまくり
言葉も沢山かけました。
このお話はまた改めて。
別れは寂しいけれど誰も後悔のない別れ。
みんなが輝いて、ひときわみわちゃんが輝いて、そして、かおりちゃんは最期までとてもとても美しかった。少なくともワタシには、いえ、この時期に関わってこられた全ての人がそう感じられたと思います。
その2人そしてパパを支えてくださったドクターとナースチームに心から心から感謝しかありません。
こんなドクターやナースが増える日本の医療業界でありますように✨✨