幼稚園くらいになってくると、
周りの子たちはボタンの止めや外すことをさっさとできているのに、
うちの子は「ママできない、やって〜」と言ってくる、
ハサミもうまく使えない・・・・
見ていると、「あ〜危なっかしい💦」
そんなことありませんか?
発達凸凹の子どもに見られる「発達性協調運動障害」です。
見た情報をもとに、手を動かすことが、通常の子に比べて著しく困難な障害です。
これは、発達障害の一つで、子どもの約10%に見られ、
ADHDやASDと合併していることが多いと言われています。
この「発達性協調運動障害」があると、
体育・図工・音楽・家庭科につまずきやすく、
嫌いになってしまうこともあります。
うちの場合、
初めて見せてくれたスキップは、なんか変💦
小学校の低学年の頃、
縄跳びの練習をしていても、なんだかぎこちない
「こうやって飛ぶんだよ」と、お手本を何回見せても、
なんか変💦
ボールを投げるのも、
これぐらい投げられるだろうと思っても、届かない・・・
「この子運動音痴なのかも・・・
夫もそんなところがあるから、お父さんに似ちゃったんだ・・・」
と、思っていました。
当時の私は、「これは遺伝だから、仕方ないことなんだ」
と思っていました。
実は、見ること(視覚)が苦手、
目で相手までの距離を測ったり、投げる強さを調節して、
手足を動かす連携が苦手が見られました。
そんな時、どうしたらいいのか。
「何、そんなこともできないの?」
と、怒るのではなく、
「こうやってやるんだよ」とお手本を見せてあげる。
そして、練習をして、できたら
「できたね〜やった〜!!」と、
褒めてあげてください。
幼稚園の制服を、自分で着れるように練習する際も、
朝は、時間がなくて、イライラするのなら、
帰ってきてから、練習を何回かやってみると
朝よりは余裕もありますよね。
繰り返すことと、褒めてあげることを続けていけば、
できるようになっていきました。
できない日もあります。
そんな日は、
「頑張って練習しているね。」と、
やったことを肯定して認めてあげてください。
そんな言葉をかけると、
「もっと頑張る」と言って、続ける場合もあります。
頑張ってできることが増えていきます。
お母さんの声掛け次第で、子どもは変わってきます。
ぜひ試してみてくださいね。