冬休みに入って、見始めた「射雕英雄伝」
だいぶ前にみたときは、
なぜか1,2巻で挫折してしまいました。
でもそれから主人公の俳優さんリー・ヤーポンも知って、
やっぱりみたいなぁと思って再挑戦。
感想は・・・
かなりおもしろい。
最近の武侠ドラマは・・・
おもしろいけど、
もう続きがみたくてたまらない!
という感じのはほとんどなかったので、
とても貴重な作品です。
この作品をみて、
改めて私が最近みた何本かの武侠ものを振り返ってみると、
それらがいかに微妙かを痛感させられました(笑)
名前を挙げるのはやめときますが・・・。
ということで、かなり気に入った「射雕英雄伝」
こんなところでこの人が?という展開と、
武侠ものにしてはめずらしく?
先の読めない展開、
1つ1つの舞台の描き方も新鮮で、
そして何よりキャラの魅力。
主人公2人が何よりいい。
バランスがとれてて、
みていて単純にやり取りが楽しくて・・・
なんでそこで、そんなこと言うの?
とつっこみたくなる言動や行動もほとんどなし。
主人公の郭靖は、
優しいし、素直だし、だからと言って優柔不断などではなく、
言うことは言うし、芯がブレない。
黄蓉は小悪魔な感じですが、
賢いし、郭靖と同じようにまた芯がブレない。
この2人のコンビに出会えただけでも幸せです(笑)
他のキャラもしっかりと出来上がっていて、
言うことなしです。
↓以下ネタバレ(1話~29話)
でもやっぱり好きになれないのは、
楊康。
まず顔がダメです・・・。ごめんなさい。
それに優柔不断すぎるのに、
紳士ぶっているところがありえないです(笑)
でもだんだん吹っ切れた様子になってきていたりして・・・
けれどやっぱり本質はかわらないんだろうなぁ。
念慈は惚れた弱みですね・・・。
とってもいい人なのに、
不幸になっていきそうな雰囲気が・・・。
あと思ったのは、
周伯通が出てくる前は洪七公がぶっ飛んだ人に見えたのに、
周伯通が出てきてからはまともな人に見えます(笑)
また黄薬師はかなり強いのに、
娘に振り回される、でも心強いお父さん。
冷酷を装っているのに、
さり気に優しいところがいいです。
あの梅超風が亡くなる回のところは特によかった。
しかもそれ以上に、
娘が生きていたことを知って・・・
かなり嬉しいはずなのにそれを素直に出さない、出せない?
ところがまた素敵。
江南七怪もやっぱりみんないい人たちだし、
全てのキャラに触れたいですが、
そうもできないので・・・
このへんで(笑)
この作品は全49話みたいですが、
全く長く感じない。
ずっとみていたいおもしろさです。
これを超える武侠作品はあるのか・・・。
と言っても過言じゃないかもしれません。
また、天龍八部などはどうなのでしょうか?
オススメの作品などあれば教えてほしいです。
でも冬休み中は引き続き、
この「射雕英雄伝」を存分に楽しみたいと思います。