この作品「怪盗 楚留香」は3章に別れていて、
1章が20話ぐらいみたいです。
そしてその第2章を見終えました。
一章の感想も書いて、そこでは高評価だったのですが・・・
第2章はツッコミどころと、「why?」な点ばかりで・・・
全体的に微妙でした。
最終章でどう巻き返してくれるのか、期待です。
それでは↓以下ネタバレで・・・
この第2章・・・
最初からイヤな展開になりそうだなぁと思っていました。
何からかけばよいのかわかりませんが・・・
まず「why?」な点から整理していきたいです。
こんな書き方は今までしなかったのですが・・・
お付き合いください(笑)
☆なぜ楚留香と石観音の恋をメインにしたのか。
もうこれが全ての原因です。
第一章では主人公の恋愛感情が描かれなかったので、
誰との恋をいれてくるのかな。
と期待していましたが、
なぜ石観音なのか。
私がこの役の女優さんをあまり素敵だと思えないという理由もありますが、
上に立って自分の弟、妹までも操っていた人がどうして、
楚留香のもとに現れたのか。
当初の目的は一体なんだったのかな。
と思います。
一方、楚留香も・・・
石観音になぜか惹かれていく・・・
運命的なもの、という見方ではなく・・・
脚本の悪い展開だとしか思えませんでした。
何百人をも殺す殺人鬼を結局最後は野放しにしている状態だったし。
とにかく私は・・・
終始この2人の組み合わせがなんで?としか思えず・・・
最初から最後まで淋浪には見えず・・・
この2人がメインに回ってくるだけに、
微妙な感想を持ってしまいました。
まぁ二面性をもった、ある意味ギャップに惹かれてしまうのでしょうか。
石観音と近づいていくうちに、
どんどん冷静な判断ができなくなる主人公は・・・。
しかも離れたときは、ちゃんとした判断ができてるし。
ある意味呪い?と失笑してしまいました。
でも第一章から注目していた、
「主人公は一人も殺していない」という武侠ドラマではめずらしい設定。
これの意味が最終話に繋がって、
楚留香が初めて手をかけたのが愛していた人。
というのは・・・。なんともいえません。
そして、大王は・・・何なのかわからないし、
蓉蓉の前では「自分は演じていた」とか何とか。
けれどこの人が自体を悪化させてることに変わりはないし。
やっぱりダメなんですね。
次に一点紅。
この人、なかなかいい。という感想を持っていた第一章。
う~ん、案外惚れやすいんですね。
でもこういう人と一緒にいるのも悪くないんじゃないかなぁ。
と思えます。
それから紅袖。
この人はちょっと歪んでしまった2人にはさまれながらも、
すごくいい人。
この人がもうちょっと活躍してもいいのに!
と思います。
もうこうなった以上、一点紅と幸せになってほしい。
蓉蓉は、一番健気で、自分の立場をわきまえている人。
誰か素敵な人と幸せになってほしい。
あと、
微妙な展開に「う~ん」と思いながらみていた中で、
よかったのは甜児と鉄花の2人。
だんだん惹かれていく様子が、
ストーリーの隅のほうで感じられて、
微笑ましいです(笑)
最後に悪者役だった無花と無眉。
無花も、また中途半端。
あれだけ長孫江のことが好きなら、
最初から追いかけろ!といいたい。
でもそれにしても・・・
そんなに愛しているようには見えませんでした。
この物語の中では・・・
雲珠が一番の被害者なのでは?と感じました。
無眉は・・・
もう特にコメントのしようがありません。
あと微妙な位置にいた、
宰相の息子。さすが宰相あのの息子だ。
って感じです。
・・・と登場人物について簡単に感想を書いてみたのですが、
根本的に・・・
なんで主人公があんなにモテるのかわかりません。
一章が約20話にしても、50~60話ぐらいになってしまうこの作品。
いろんなエピソードをいれなければいけないというのはわかるけれど、
ダラダラ流れていってしまった感じが否めません。
こういう展開ではなく、
主人公がいろんな事件に巻き込まれていって・・・
それを解決しながら旅をする。みたいな感じのほうがよかったんじゃないかなぁと。
国での争いも中途半端だし。
というか主人公に頼りすぎ。
う~ん第3章に期待ですね。
新しいキャラも登場するのかな?