今日は「包帯クラブ」を観てきました。
私は石原さとみさんが好き。という理由から観ようと思ったのですが、
なんだか宣伝などを観ていても、内容的には微妙なのかな・・・
と思っていました。
正直あまり期待していませんでした・・・。
でも・・・
すごく、すごくよかったです。
思っていたより、すごく。
ストーリーは・・・
いろんな心の傷を持った高校生が繰り広げる物語。
そしてタイトルのように、
”包帯クラブ”を作っていくのです。
私は日常や将来に不安を感じたりすることはあるけれど、
それは持つべき”不安”。
あるべき”不安”だと思います。
この作品のテーマになっている”心の傷”は私にはありません。
けれど、自分の気持ちをわかってもらえなかったり・・・
誤解されてしまったりすることに対して怒りのようなものを覚えます。
「いろんなことに迷って、不安になって、考えたりする”今”。」
これはきっと年齢に関係なくあるものだと思います。
子どもでも大人でも。
内容は変わってくるけれど・・・。
でもそんな悩みや不安、心の傷は・・・
ちょっとしたことで楽になったり。
流れていったりできる。
そしてそれがこの作品では”包帯”だったのです。
包帯を通して繋がる出会い。
感じる思い。
頑張ろうのキモチ。
悩んで、悩んで向き合って・・・
最後に見える笑顔は何よりも輝いて見えたような気がします。
迷うことも、悩むことも、
全て素敵なことなんだ。
そんなことを思いました。
思えました。
それに主演の柳楽 優弥さん。
まだ17歳なのに・・・
すごく演技がうまかったです。
最近ドラマを観ていても、
この俳優さん演技下手だなぁ・・・
と思うことも多くて、
がっかりすることもあったのですが・・・
柳楽 優弥さんはすごく偉大な俳優さんになるんだろうなぁ。
と思いました。
柳楽 優弥さんの演技を観るだけでも行く価値はあると思います。
それにこの作品のキャストはみんな演技がうまい。
そう思います。
ストーリーも演出もキャストも。
どれもこの作品と重なりあって、
すごくよかったです。
みなさん、ぜひどうぞ。
それでは今日の詩を書きます。
「あの日、あのとき、あの場所で」
一生懸命だった思い。
涙溢れた思い。
どうしようもなく嬉しかった思い。
いっぱい いっぱい 知った。
後ろを振り返ったら
たくさんの思いが交わって
一本の光が
ずっとずっと後ろの方まで
見えなくなるまで
続いてる。