「言葉のキャッチボール」・・・こんな言葉を最近よく聞きます。
言葉はキャッチボール。
投げて返して・・投げて返して。
それから、かけがえのない関係がたくさんたくさん生まれる・・・。
そして投げ返さなければ始まらない・・・
終わらない。
そんなふうな言葉だと思うのですが・・・
一つ会話の中で感じたことがあったのでお話したいと思います。
それは、
私が生活委員会の仕事でポスターを作っていた時のことです。
生活委員はクラスに2人います。
私と、もう1人は男の子。
「1人で作るから部活行ってもいいで~」
と言ったのですが・・・
「何かやるわ」ということなので、
一緒に書くことになりました。
すると・・・
「何色で塗ればいい?」と聞くので・・・
「う~ん。何でもいいよ。」と答えました。
すると、
「何でも言いっていうのが1番困るなぁ~」と言われてしまいました。
その時思いました。
私は「何でもいいよ~」っていうことが多いなぁと。
それは私の性格なのか・・・
無意識のうちなのか・・・
わかりませんが、
きっと私は受身になっているのだなぁと思いました。
でも、「何でもいいよ~。」と、
「どうでもいいよ~」は私にとって全然違います。
この会話で相手がどう思ったのか・・・
私にはわかりませんが、
ダメなことだったのかなぁと思います。
その後には、「じゃあ・・・ピンクで!」と言ったのですが、
それはなんだか私らしくないようにも感じました。
私は、
ぎこちなくても・・・
たくさん話して・・・
気を使いながらも・・・
相手のことをわかりたいという気持ちが生まれて・・・
そして相手もそんなふうに思ってくれたとき。
その気持ちを感じあえたのなら、
何でも言える友だちになっていくと思います。
私は最初からズバズバ話したりすることはできません。
最初は「うんうん」とうなずいているだけかも知れません。
でも心から通じ合えたと思う人とは、
ずっと友だちでいたい・・・と思います。
そして大事にしたいと思います。
ケンカをしても・・・
つまずいても。
支え合って・・・
高めあって・・・
刺激を受けて。
そんな関係を作っていけるように。
そして逆に・・・
上辺だけの友だちしか求めていない人なら・・・
その中の1人にはなりたくない・・・
そして友だちでいても意味がないと思います。
裏ではたくさの悪口を言い合って・・・。
そんな人がたくさん見えるから。
私は絶対に悪口は言いません。
どんなにイヤな人でも・・・。
心の中でしっかりこらえていくのです。
そうすれば、自分をちゃんと持っていることができて・・・
醜い自分を作ることもないからです。
どんなにイヤな人でも悪口を言葉にしてしまうと、
自分の心が醜く・・・
汚れていくような気がします。
自分に非がなくても。
そんな醜い自分を育てていくことに・・
何の意味もないから。
なんだか話がずれてきました・・・
戻します。
いろんな人との会話の中でのことを思い出すと、
たくさんのことを考えてしまいます。
言葉のキャッチボールとはよく言いますが、
そんな簡単にはキャッチボールが出来上がらないなぁと思います。
ですが、”キャッチボールになるように。”
そんな思いが伝われば・・・
きっと大丈夫。
そんなことを想って・・・。
それでは今日の詩を書きます。
「キャッチボール」
ふわっと投げたボール。
でもその中に・・・
たくさんの想いを詰め込んだ。
投げたらすぐに
落ちてしまいそうなぐらいに。
それでも一生懸命だった。
ふわっと君の心へ届くように。
夢中で頑張った。
思いっきり投げた。
君の心に真っ直ぐ届くことを願って。