愛知県豊明市からこんばんは。
自家焙煎珈琲豆散人アルジです。
マルシェには珈琲屋さんが何店か出店しているもののようです。そんな中で、暇そうなお店と行列のできているお店があるらしい。
美味しいから並んででも飲みたい、ということはあまり無さそうです。それよりも、「美味しそうに感じる」からではないでしょうか。並んでる人の殆どがリピーターではないでしょうから。
そうすると、見せ方とか、店主の雰囲気とか、いろいろな要因があるのでしょうが、今日、お客さんと話していて気づいたことは、提供までに時間がかかるお店に行列ができるのではないか、ということです。
ワンオペで、最大2杯分くらいしか淹れられなくて、時間のかかるドリップ方式にすれば、3人連れのお客さんが来られただけでも待ちになります。それを見た人が、「美味しいから並んでいるのだな」と思い、後ろに並ぶ。どんどん列ができる。
そんなところではないかと思いました。
昔、テレビで視たラーメン屋さんの話を思い出しました。
行列のできるラーメン屋さんが2軒あって、片方は店内の席を増やして、外で待たなくてもいいようにした。もう片方は、厨房を大きくして、席に座ってからの待ち時間を少なくした。
厨房を大きくしたお店のほうが、回転が良くなって、ますます繁盛したそうです。
外で待つのは厭わないが、中で待つのはイライラする、というのがお客さんの心理だそうです。そういう心理学的なアプローチまで必要な業界なのでしょう。