行列のできる珈琲屋さん | 自家焙煎珈琲 豆散人アルジの公式ブログ 珈琲と日々

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愛知県豊明市にある自家焙煎珈琲店 豆散人(まめさんじん)のアルジが、珈琲のこと、お客さんのこと、日々の思いなどを気ままに綴っております。 (旧 ほちほち日記)

愛知県豊明市からこんばんは。

自家焙煎珈琲豆散人アルジです。

 

マルシェには珈琲屋さんが何店か出店しているもののようです。そんな中で、暇そうなお店と行列のできているお店があるらしい。

 

美味しいから並んででも飲みたい、ということはあまり無さそうです。それよりも、「美味しそうに感じる」からではないでしょうか。並んでる人の殆どがリピーターではないでしょうから。

 

そうすると、見せ方とか、店主の雰囲気とか、いろいろな要因があるのでしょうが、今日、お客さんと話していて気づいたことは、提供までに時間がかかるお店に行列ができるのではないか、ということです。

 

ワンオペで、最大2杯分くらいしか淹れられなくて、時間のかかるドリップ方式にすれば、3人連れのお客さんが来られただけでも待ちになります。それを見た人が、「美味しいから並んでいるのだな」と思い、後ろに並ぶ。どんどん列ができる。

そんなところではないかと思いました。

 

昔、テレビで視たラーメン屋さんの話を思い出しました。

行列のできるラーメン屋さんが2軒あって、片方は店内の席を増やして、外で待たなくてもいいようにした。もう片方は、厨房を大きくして、席に座ってからの待ち時間を少なくした。

 

厨房を大きくしたお店のほうが、回転が良くなって、ますます繁盛したそうです。

外で待つのは厭わないが、中で待つのはイライラする、というのがお客さんの心理だそうです。そういう心理学的なアプローチまで必要な業界なのでしょう。