愛知県豊明市からこんばんは。
自家焙煎珈琲豆散人アルジです。
今さらですが、少し前にアマゾン・プライムで視ました。評判通り、素晴らしく良かったです。
アルジはアニメ映画にはあまり興味がありませんが、もうそういうのを超越していました。
戦時中の日常の些事も描いているのがいいです。人間がやることには、常に散文的なものが混じり込みます。
戦艦大和を建造した軍港の呉市が舞台で、原爆のことも出てきますが、「はだしのゲン」のようなおどろおどろしさはなく、こういうのにありがちな説教臭さもありません。
何より、絵がものすごくきれいです。そして、「のん」さんによる主人公の「すず」の台詞が、力が抜けていて良いです。
すずは、絵を描くのが好きな暢気な女性です。
これは珍しく、何回も視たいな、と思いました。
あ、冒頭でアルジの好きなサトウハチロー作詞の「悲しくてやりきれない」が流れるのも
よかったです。
なぜか2番でした。
アルジの珈琲屋も世界の片隅にありますから、力を抜いていきたいと思います。