最近は神奈川の蔵元さんが続いております、「蔵元を囲む会」。
6月4日は愛川町にある大矢孝酒造さまをお招きしました。
こちらは「残草蓬莱」、「昇龍蓬莱」を醸す酒蔵です。
見事なラインナップ!
若き社長は理系出身、ち密な計算で狙い通りのお酒を造るという、職人というか、設計士というか・・・
提供されたお酒にもメモがついており、説明書きと提供してほしい温度帯が書いてありました。おお・・・
そういう想いのこもったお酒ですから、おいしく飲んでいただくために料理も工夫しました。
チーズ料理盛り合わせ
定番から新メニューまで、いろいろ取り合わせました。
ヒラマサと九条ねぎの和風タプナード和え
イサキの塩焼き蓼酢がけ、茄子とトマトの南蛮漬け
海老新女、真竹、ズッキーニの炊き合わせ
〆は担々麺
どのお酒も「間違いがない」、そんな印象です。
狙い通りの出来栄え、解説文と試飲した感想がピッタリ、というもの珍しいかも。
こういうのって、たいがい「そうかなぁ・・・」とか思いません?私、へそ曲がりなのでそういうの多いです(笑)
しかしこちらのお酒はそれがないんです。こういうものは飲食店にとってとってもありがたいです。
だって、お客様におすすめしたり、料理と合わせるにも「間違いがない」んですから。
それを裏付けると言っていいのか、イベント終了後一升瓶を片づけていたとき、一番驚いたのは「どれも残っていない!」ということでした。
今回のお客さまがみなさん「うわばみ」だったわけではなく(笑)、本当に飲み飽きしない、食中酒としても、お酒だけ飲むにしても飲みやすいのです。
これは社長が選んだお酒のラインナップが巧妙だったせいもあるかもしれません。
私たちは、大矢さんの手のひらで踊らされていたのです!
一見「やんちゃなのか?」という見かけによらない、静かな佇まい、お酒を語る時の熱い語り口、そこへおいしいお酒が入り込み、帰る頃にはみんなその虜になっている・・・
若きイケメン社長
この寄り!マクロ撮影ですか?
「昇龍蓬莱エプロン」をかけたじゃんけん大会
勝者はこの通りですよ?エプロンいただくのにこの最敬礼!
というわけで、私は残り物のお酒にもありつけず、指をくわえて眺めていた会となりました。
(つまり、大成功ということですねw)
気になるアナタ、ぜひ大矢さんのお酒を手に入れてください!
神奈川酒、サイコーです!