2016年に購入して使用していたサラヤのディスペンサー(サラヤ エレフォームポット)から石鹸が出てこなくなりました。
症状的にモーターが何らかの抵抗で動かない感じで経路に何か詰まってそうな雰囲気、手入れれば直りそうなので修理。
使用し始めてから7年7ヶ月経っているのでダメでも元は取ってると思う(思いたい)
(写真は洗浄整備後)
バラしたら液体石鹸が流れる経路が固体化した石鹸で詰まって動脈硬化起こしてポンプが内部圧力に負けて回らないと言う原因でした。
そりゃ7年ノーメンテでしたからねぇ・・・
バラバラにして経路洗浄して戻したらあっさり正常動作。
このディスペンサーのポンプも定番のダイヤフラム式ですがこの手の製品で主流のシングルでは無く両側で動作するダブルダイヤフラム式とはなかなか珍しい構造ですね。
相方はモーター直結なので仮にプーリーゴムが切れてもシングルダイヤフラムとして動くので排出量は減りますが速液体が出なくなると言うことは無さそうです。何という耐久設計・・・
しかも経路が詰まる等想定以上の高圧力がかかると圧力をリリースするバルブまで付いています。(写真緑のそれ)
さすがまともなメーカー製。安全対策もばっちりです。
(でも今回リリーフバルブ作動しませんでした。もしかして洗浄用のサービスホール?)
しかも主要部品が一体Assy化されておらず個々までバラせた(液体石鹸を泡状にするメッシュも単品で摘出可能でした)のでこれ当時2000円ぐらいで購入(現在価格は1枚目写真参考)したのですが価格の割に製造(組立)コストかかってるなぁと個人的印象。
(ただし残念ながら部品単体で手に入れることはできません)
予想ですが電子部品の配置構成や配線、パイプ類の取り回し、整備性(生産性)から察するに生産は中国ですが設計は日本人がしてそうな気がします(偏見)
中身新品相当まで整備したのでまだまだがんばってもらいましょう。
ではでわ