「水に流す」という慣用句があります。
全ての穢れや邪悪を川などで
清め流してしまうこと
が語源だそうです。
かつて京都で疫病が流行したときに
人々は水をあびたり、
何度も水をかぶったり
して疫病から身を守ったそうで
「水に流す」
という言葉はそこから生まれた
説もあるそうです。
意味は
過去にあったわだかまりを
無かったことにする
都合の悪いことはなんでも水に
流す、なんてあまり良くない意味で
使われることもあるようで。
何か都合の悪いことが起きた時
なかったことにする、のではなく
受け入れた上で流す。
自然に寄り添って生きる美学としての
「水に流す」が美しいなぁ。
今朝トイレ掃除をしていた雑巾を洗う時に
浮かんだ「水葬(すいそう)」
朝からこの言葉かぁとも思いましたが
意味を調べました☟
海や川などに遺体を沈める葬儀方法の一種。
かつては日本でも行われていたけれど
現在では違法となるため例外的にしか行われて
いない、とのことです。
近年は日本でも遺灰を海に撒く海洋散骨
を希望される方が増えているのだとか。
形あるものはいつか壊れたり
なくなったりするもの。
執着せずに寄り添いながらも
水に流せるといいですね。
話は変わりますが
金曜に「葬送のフリーレン」という
アニメをみたのですが
↑このフリーレン
1000年は軽く生きるエルフ
出会いと別れの数は
ものすごいわよね
命が短いものも長いものも
生きとし生けるものに
別れがある。
私はどうやって水に流そうか。
しっかり見て聞いて学んで
感じていこうと思ったのでした。
今日も支離滅裂なお話に
お付き合いありがとうございました✨