オリックス優待廃止に思う | きなこの投資と甘いものを楽しむ日記

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オリックス(8591)、2024年3月度での優待廃止が発表されましたね。

このニュースを知ったのはヤフーニュースのツイッタートレンドランキングで、優待廃止という言葉が入っていて珍しいので見てみたらオリックスだったという流れ。


見た瞬間「ヒッガーン」と思いましたが同時に「やっぱりな」とも思いました。


最新きなこ値です。

大企業にしては高めの1超えです。
直前の値は2を超えていました。

株主数はとうとう80万人を超え、優待費用は概算で41億円。
外国人株主が40%ぐらいいるそうなので(株数なのか株主数なのかわかりません)そのぶんは費用がかかりませんが、3年以上保有の株主カタログもあるのでやはり40億円ぐらいいってるのかもしれません。

いくら当期純利益が5千億円に増えたと言っても私が経営コンサルタントならば廃止しなさいとアドバイスしますね。
議決安定のための個人株主は充分に増えました。
増配して高配当を維持すれば株主数はそんなには減らないと思われます。

私も家族名義でコンプリートしていますが、売却はしないと思います。
むしろ株主優待改悪の不安も消えて、値下がりしたら買い増ししたいです。

しかし3月の株主説明会での質疑応答はまずかったですよね。
優待を廃止するつもりは無いと大見得を切ったため、だまし討ちに遭ったと感じる株主は多いのではないでしょうか。

きっと4月に3月末の株主数が判明して役員会でヤベーと話し合ったのでしょうね。
それと日経225銘柄に採用されてほっとしたというのもあるかも。
今後一年間ほどはいろんな会社の役員会で「JTさんもオリックスさんも廃止しました。社長!今こそ我が社も廃止すべきです!」という議論がなされることでしょう。

ということで私は優待株への執着の糸がプチンと切れましたね。
明日以降、「軽い自社製品」ではない良すぎる株主優待の会社は順次売っていこうと思います。


面白いのが長女の反応で、この悲しいお知らせを教えたら「えっ!じゃあ次はガスト!?」と。
さすが私の薫陶を受けた子ですよ、私も次はすかいらーくホールディングスの改悪がくるのではないかとみています。

私が予想する優待維持危険信号(改悪含む)リストは
・すかいらーく
・アトム
・ローランドディー.ジー
・ダイキョーニシカワ
・KDDI
・ホッカンホールディングス
・日本製紙
・まさかのゆうちょ銀行

あたりですが、皆様はいかがお考えでしょうか。

投資の根元に立ち帰って株主優待はあてにせず、キャピタルゲイン&インカムゲインを取っていきたいです。

根元。