また1週間のびのびになりましたが続きです~

 

 

東京大学からアップダウンある行程を経て、行ってみたかった「小石川植物園」へ。

 

東京大学の付属植物園になります。

 

今年のNHK朝ドラ「らんまん」で注目を浴びた高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたストーリー。その牧野博士が研究拠点として在籍した場所がここ、東京・文京区の小石川植物園。日本最古の植物園。

 

広さはおよそ16ヘクタール。傾斜地や池など、さまざまな地形を利用して5000種以上の植物が教育・研究用に栽培されています。公開温室もあり、植物と虫の関係を調べたり、小笠原諸島など、希少な植物の保護のための栽培も行っています。

 

植物園本館には植物標本約80万点と植物学関連図書約2万冊があり、内外からの多くの植物研究者に活用されてるとか。

 

小石川植物園は、日本の近代植物学発祥の地でもあり、現在も自然誌を中心とした植物学の研究・教育の場となっており、特に東アジアの植物研究の世界的センターとして機能。

 

園内はわりとアップダウンもあり、ちょっとした丘を登りながら見学する、そんな感じです。ここに来るまでにもけっこう歩いてきたので、わりと体力のいる植物園(笑)京都府立植物園のフラットさに慣れているせいか。

 

わりと、へぇーと感心させられること多い植物がたくさんありました。こちらはニュートンのリンゴの株分けした木。

 

温室も古い遺構を残しつつ活用。
 
ちょうど十数年ぶりにショクダイオオコンニャクの開花が目前ということで、今か今かとアナウンスされていました。一度武田製薬の薬用植物園で開花したところを見たことあります。強烈な匂いを放つやつ。

 

 

 

 

普段、そんな括りで植物群を見ることないのですが、小笠原諸島や日光、あと信州の希少植物がエリアごとに展示。

 

これも驚き。この品種だけなのか?銀杏って花粉で受粉するのではなく、精子が泳いで受精。

多分習ってるはずなのに忘れてたw
 

わりとカオス状態に木が鬱蒼としていて、原生林のような。いい意味であまり整備されすぎていないというか、手を入れていないというか。なので、森に来たような没入感を味わえます。

 

東京大学総合研究博物館 小石川分館。元々の旧東京医学校本館。

 

その周りに池泉回遊式といっていいのか、見事なお庭になっています。いろいろな植物品種の紅葉も楽しめ、和洋折衷のような、不思議な空間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと珍しい植物の紅葉も見れ、今回は駆け足で回りましたが、一日中ここに来て隠遁感覚で過ごせる場所だなぁと。この日は平日ということもあり空いていて、途中人がいなくて心細くなるほど。都内なのに(笑)
 
また違う季節に訪れたい植物園でした。
 
さらに続く~