つづきです~

 

 

 

 

さらに同じ甲賀町の古刹「櫟野寺」へ

 

 

参道からして風情があり、わりとカメラ撮影のために来られている方も見かけました。

 

滋賀県甲賀市の「櫟野寺」は、日本最大の十一面観音坐像や薬師如来坐像、聖観音など多数が安置され平安仏の宝庫と言われています。白洲正子の著書「かくれ里」でも紹介されています。

 

最澄が開山、坂上田村麻呂が開基と伝わるお寺。この周辺には田村神社という、坂上田村麻呂を祀る神社もあり、ゆかりの地みたいですね。

 

 

 
仁王門には阿吽立像もあり、驚きの立派さ。

 

 

 

 

本堂はわりと近代に改築された様子。

 

境内には土俵があり、毎年奉納相撲を催されてるそうで、今年は4年ぶりに再開され、すでに終了したそうです。

 

神社ではたまに土俵のあるところ見かけますが、お寺では珍しいですね。古い歴史ある奉納相撲だそうです。

 

で、ちょうど特別公開中ということで、本堂裏にある宝物殿にて仏像見学。

 

日本最大の十一面観音の大仏が安置されてるとのこと。そして、甲賀三大仏に数えられているんだとか。

 

 

で、見学しましたが、驚きの仏像コレクションで、白洲正子激推しなのがわかるというか。

 

言い伝えでは、奈良の東大寺創建前、聖武天皇はここ甲賀に大仏殿を建てようとし、実際完成するも数日のうちに火災、地震に見舞われ焼失。それがなければ、奈良に大仏を建立することなく、ここ甲賀が都になっていたかも、という説もあるとか

 

でも確かに仏像が何体もあり、どれも素晴らしく、平安時代の歴史を感じる作風のものばかり。仏像マニア必訪のお寺。

 

で、お寺で御朱印(前回のネタの画像左)とお守り、これ珍しく糖尿封じらしいです(笑)

 

 

このエリア、古寺めぐりすると面白いかもな、と次回につながるような体験でした。

 

 

 

さらに続く~