左京区岩倉、地下鉄国際会館駅から徒歩5分適度の場所にあるコーヒーレストラン『ドルフ』。創業年数こそ不明ですが、地元民としては昔からあるイメージのお店で何度か利用し、宝ヶ池界隈の有名店として認識しています。

 

この日は紅葉散策の途中、久々にモーニングをいただこうとやってきました。基本、朝から夜まで通し営業で、それぞれの時間帯に合った料理を提供されています。

 
店内は重厚な雰囲気で、木の温もりを感じる空間で暖炉もあり、この時はすでにフル稼働中でした。これからの季節に暖炉はピッタリですね。なんでも、店内はドイツの別荘をイメージした造りになっているとか。

 

その重厚な空間を抜けると、打って変わって真逆の雰囲気のサンルーム空間があり、この時は心地よい朝の陽ざしとちょうど散り始めた大きな欅の木の紅葉が印象的。とても開放的なスペースで、来店するといつもこちらのサンルーム側を利用しがちで今回も。入店した時は比較的空いていましたが、この後あっという間にサンルーム席は満席に。駐車場もあるので、ご近所さんらしき方が車で来店されてる様子でした。

 

他、恐らくテイクアウトも可能なんだろうと思われるスイーツ類も充実。

 

そして、メニュー。モーニングは3種類あり8~11時までの提供。それ以外のメニューはいつでも注文できる様子でした。他、ランチタイムにはもっとガッツリした洋食メニューもあります。

で、今回はこちらの人気名物メニューであるスコーンのモーニングセットB630円をチョイス。トーストでも可能で、バター、ジャム、シナモンなどからチョイスできるとか。コーヒーor紅茶から、今回はコーヒーで。

 

そして、しばらくして登場したのがこちら。食器はジノリを使用されてるそうで、サンルームの欅の木を背景に、なんとも優雅で上品な印象の朝食。

 

スコーンは2種類あり、プレーンとレーズン。それに添えられたジャムとホイップクリーム。この時点でスコーンの焼きたての甘い香りが漂います。お店の離れに厨房があるようで、そこから店内に運ばれているのを見かけました。自家製。

 

 

そして、コーヒー。なんとも高貴で上品なカップ&ソーサー。

 

まずはスコーン、プレーンをそのままで実食。

表面さっくりと焼かれ、割ってみるとバニラエッセンスですかね、甘くて香ばしい香りが立ち上ります。食べてみると、表面サクサクで中比較的しっとり。とても美味しいスコーンです。巷では乾燥しすぎの味気ないスコーンもあったりしますが、真逆の美味しさ。

 

こちらはレーズン入り。

 

そして、味変にジャムとクリームを。
そのまま食べても美味しいスコーンなので、さらにリッチな味わいに。
 
わりとシンプルなモーニングでしたが、それぞれが丁寧につくられ、しかも食器の上品さや他にはない店内の雰囲気。それだけで、充実した朝を過ごせたな、という満足度が得られ、それがお店の人気にもつながっているのかな、と。この宝ヶ池界隈の解放感も相まって、ゆったり過ごせるのもいいですね。
 
 
名称:コーヒーレストラン ドルフ
場所:京都市左京区岩倉東五田町4
電話:075‐722‐2367
営業時間:8:00~21:00
定休日:不定休