前々から絶対見ると
決めていた映画
『Ryuichi Sakamoto |Opus』
坂本龍一さんの作る曲が
学生の頃から好きでした
映画好きになる
きっかけにもなった教授の曲。
映画館で浴びるように聞きたい!
念願かなって嬉しかったです
↓これもいい映画でした
内容
2023年3月、惜しくも亡くなった
坂本龍一さん。
坂本さんの
最後のピアノソロ演奏を
モノクロ映像で記録した
コンサート映画となっています。
収録は2022年9月
NHK509スタジオで
行われました。
既に闘病生活を続けていた
坂本さんは
力を振り絞るような様子で
演奏に臨みました。
代表作として知られる
「Merry Christmas
Mr.Lawrence」から
最後のアルバム「12」の
収録曲まで
自身で選んだ20曲で
構成されています。
今回の監督、空音央は
坂本さんの息子さんです。
感想
涙なくしては観られない
そんな映画でございました
坂本さんが亡くなって
悲しくて泣いてるのか
演奏が素晴らしくて
泣いているのか
いろんな感情が渦巻いて
ハンカチを握りしめてました
(近くに人がいなくて良かった)
中学生の時
初めて聞いた「戦メリ」の曲。
なんていい曲なんだ!と
衝撃を受けました
中古のCDを買って
ひたすら聞いて
映画も観てみました。
(映画は
中学生には何が何やら
分からん〜となりましたが)
全部のCDを買ったわけではないし
コンサートに行ったのは
1度きりだし
(「大河ドラマ」の曲を
担当されていた時)
YMO時代は生まれてないし
ファンというには
おこがましいけれど、
大好きな音楽家さんでした
そんな色々な感情が渦巻いた
今回の映画
私は特に
映画関連の曲が胸打たれました
「シェルタリング・スカイ」や
「ラストエンペラー」の曲。
「バベル」にも使用された
『美貌の青空』
「怪物」でも流れた
『Aqua』も素敵だったな
YMO時代の
『Tong Poo』は
初めてピアノで演奏した
ということでした
原曲よりスローテンポで
優しい『Tong Poo』と
なっていました
昔、『Tong Poo』の連弾譜面が
手元にあって
当時習っていた
ピアノの先生に
『Tong Poo弾きたい!
弾きましょう!連弾で!』と
言いましたが却下されました
だから『Tong Poo』も
聞いていたらそんな
苦い?記憶も蘇りました(笑)
とにかく
20曲ものピアノ演奏は
貴重で
素敵な時間になりました
坂本さんあれこれ
先月放送のNHKスペシャル
『Last Days 坂本龍一
最期の日々』の録画を
やっと観ました。
ガチで見ると辛いだろうなぁと
夕飯を食べて
気分を散らしながら見まして
だけど、最終的には
涙と鼻水で
(汚くってすみません)
食べていた豚汁が
しょっぱいのなんのって!
人が死と向き合う時
何を思うのか。
どう感じるのか。
目を背けたくもなるけれど
自分がそのような状況に
なった時
どう思うのかなと
ドキュメンタリーを見て
ふとそう思いました。
また歳を重ねた時
このドキュメンタリーを観たら
感じることが
変わるのかもしれません。
以前出版された
自伝はとっても面白くて!
自分の知らない時代を
教えてくれるような
(学生運動のこととか
もちろん昔の音楽とか)
ワクワクする作品で
自伝第二段は
読む気にならなくて
本棚に眠っていたけど…
(悲しくなりそーで)
そろそろ読むとかがきたかも
なんとなく読めそうな
気がしてきた
噛み締めながら読もうと
思います
長々とした
文になってしまいました
お読みいただき
ありがとうございました