映画『シャイン』 | 映画と本とたまにjazzな日々

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趣味ブログ。映画、本(小説等)、音楽(jazzとか)興味のあることを書いています。暇つぶしに見ていってください〜

ピアノや音楽が好きな方にオススメの映画おねがい

 

↓予告編(字幕なしですあせる

『シャイン』

(1997年 日本公開)

 

オーストラリアの伝記映画で

主演のジェフリー・ラッシュが

アカデミー賞をはじめ

多数の映画賞に輝いた作品ですにっこり

 

昔から大好きな映画だったのですが

もう10年は観ていなかったあせる

アマプラで配信があったので

嬉しくなって観てみました飛び出すハート

 

 

  内容は…

 

実在の天才ピアニスト

デイビッド・ヘルフゴットの

半生を映画化した作品です。

 

オーストラリアのメルボルンに暮らす

デイビットは

音楽の夢破れた父に

小さい頃からピアノを

厳しく教えられてきました。

 

そして徐々にその才能は開花。

留学の話までくるようになります。

喜ぶデイビッドでしたが

父は彼が家族から離れることを

暴力的に拒否します。

 

一度は留学を諦めたデイビッド。

しかし

再度留学の話がきた際、

彼は我慢できず

父の反対を押し切り

英国王立音楽院に留学するため

ロンドンへと渡るのでした。

 

音楽院で

父との思い出の曲

ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を

コンクールの演奏曲に

選んだデイビッド。

 

難曲であるこの曲を

猛特訓の末、見事に弾きこなし

コンクールで拍手喝采をあびます。

 

しかしその後

舞台の上で倒れてしまいます。

過度のストレスで精神を病んでしまう

デイビッド。

 

父はそんなデイビッドが

実家に帰ってくることを

許さずーーーーー。

 


  感想は…

 

何度見ても泣けますよ

この映画は…えーん

演奏シーンが素晴らしいし

音楽の使い方が最高です飛び出すハート

 

この映画

私の泣きポイントは

2つありまして・・・

 

①デイビッドがピアノを弾くシーンに涙

 

デイビッドはひ弱だしはっきり喋らないし

ピアノを弾く前は、聴衆に

「大丈夫か、こいつ」的に

馬鹿にされている感じがあり…

 

でも、

ピアノを弾き出すと聴衆の顔色が変わり

皆が彼のピアノに集中しますにっこり

 

音楽で心を動かすって

こういうことだなぁと。

 

こういったシーンが何か所かあって

そのたびに何故か私は泣いてしまいます泣

嬉し泣き?デイビッド良かったねぇ的な?

 

かなり感情移入してしまいます汗

 

劇中の演奏は

デイビッド・ヘルフゴット本人による

演奏とのことブルー音符

この演奏はかなり良いです!!

特に中盤で演奏する

ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は

圧巻!!

(こりゃ人間が弾くもんじゃない…

手が倍速に見える滝汗



 

②父との関係に涙

 

この映画を初めてみた時は

中学生くらい。

何で父はこんなにデイビッドを

手放さないのかと不思議でした。。

 

でも久々に観て今回初めて

その謎が解けた気がしますカチンコ

 

映画内で父が

家族の大半をホロコーストで失ったと

いったような話をしていたのです。

 

デイビッドはユダヤ系ポーランド人の

両親の元に生まれています。

迫害を受けて家族を失った経験が

あった父は

家族を失うことが怖かったのかもなと

今回の鑑賞で

少し父の気持ちが理解できました。

 

留学後は疎遠になった父と

久々に再会するシーンが

あるのですが

そのシーンでまた号泣するワタシ泣くうさぎ

 

父の不器用だけれど

息子を見守る姿に泣かされました…



  デイビッド・ヘルフゴット

 

デイビッド・ヘルフゴットについては

ドキュメンタリー映画もあって…

 

『デイヴィッドとギリアン 

響きあうふたり』

 

 

これは観たことないんですが気になりますニコニコ

ピアニストのデイビッドと

サポートする妻の話。

 

デイビッドは最初の妻と離婚して

ギリアンと運命的な出会いを果たし再婚。

現在も演奏活動をしているようで

このギリアンのサポートがなかったら

今のデイビッドは

なかったのかもしれませんにっこり

 

誰といつ出会うかって

皆そうだけど、人生を左右することですね。

としみじみ思ったのでしたヒヨコ

 

最後までお読みいただき

ありがとうございましたガーベラ