知人から保護犬を迎えることがどんなことなのかと…お話しを伺いたい人がいるとのことで、まだ家にいたドーリー(アネラ)とテディと、用事のあった先住犬のココナッツの3匹連れて出掛けたのです。
(この時期だよね~)
お話を伺ったお母様は一人暮らし。
結婚されて近くに住む娘さんはおられるけれど、介護で亡くなった先住犬を思うと辛かったことを思い出してしまい、とても後見人にはなれないと仰る。
お母様が犬との生活を切望されている事は、久し振りに抱っこするドーリーやテディとの触れあうご様子でとても伝わってきます。
正直、ご本人の年齢を考えるとテディはちょうどいいなぁ~と思い巡らしていました。
これはご縁なのか?
お母様は、娘にもう一度相談をして見ますね~と仰って帰ったその夜…
テディに別のご応募のアンケートがきたのです。
それもお母様と同じ年齢のご夫婦。
保護犬を迎えたご経験もあり
「自分達の年齢を考えるとテディくんはちょうど私達の暮らしにあっていると思う」と書いてあり、私はお話を進めようと決心しました。
(それが正式譲渡となったK様です)
一人暮らしの方でも、犬は飼っていただきたいのです。
が…犬の事も考えていただきたい…
せめてもう二度と環境の変わることのないように、してやりたいのです。
「もう少し若い子がいい~」
それがお母様のお返事でした。
犬を飼っていただくには
説得しなければいけないのですが、心中複雑です。
テディの巣立ちの日、私はそんなほろ苦い出来事を抱えておりました。