何度でも書きますが、まめっこは読書家です。
「読書好きな子に育てる」的な本やサイト、ありますよね。でも個人的には、読書が好きになるかどうかは本人の資質がほとんどだと思っています。
多分一番よくあるのが、「小さい頃から沢山読み聞かせをしてあげる」という方法だと思います。
確かに身近に本が無ければ、本に興味を持ちようがないかもしれません。でもだからと言って、本が身近にあれば必ず興味を持つかと言えば、そんなことは無いと思うのです。
「親が本を読む姿を見せよう」というのも同じです。本人に興味がなきゃ、本なんか手に取りません。
子どもは親がやっていることに興味を持つ、というのはあるかもしれません。そういう子なら、親が本を読んでいれば興味を持ってくれるかもしれません。でも、そういう子ばかりではありませんよね。
まめっこも、親の興味と自分の興味は全然別です。
父母はお寿司大好きですけど、まめっこは生魚が苦手です。父母は魔法と剣の世界のゲームが好きですが、まめっこは怖いと言ってやりません。
本の趣味も、まめっこ父は技術書やファンタジー系、まめっこ母は実用書やルポルタージュ系を好みますが、まめっこは戦争や障害者などのノンフィクション系や伝記が好みのようです。
この「好み」というものは、持って生まれたものが大きいのではないでしょうか。
親がいくら、こういうものに興味を持って欲しい、好きになってもらいたいと思っていても、子ども本人にその資質がなければ好きにはなれないんだと思います。
世の中にある子育て成功談は、たまたま親の希望と子どもの資質が合っただけなんだと思っています。
親が子どもを本好きにすることはできないのかと言ったら、無理にすることは出来ないでしょう。
親としてできる努力があるとすれば、欲しいと言った本は何でも、漫画でもゲームの攻略本でも何でも与えてあげる。これくらいしか出来ないんじゃないかなと思います。
ただ、これ間違っちゃいけないのは、欲しいと言った本じゃないとダメです。似たよう違う本ではいけません。欲しいと言った本、そのもので無ければ意味がないと思います。子どもの立場になってみたら、似てるけど違うものは、もう全然違うものですもの。
まあ、それでも本好きになるかどうかは分かりませんが…。
読書をしてると国語のテストで良い点が取れるか、ということについては、ある程度の点数は取れるかもしれないけど、読書好きなだけでは良い点は取れないと思います。
読書をしていれば、自然と漢字の読みと語彙は増えて行くと思います。その辺りは多少有利でしょう。でも、漢字が読めるのと書けるのは違います。語彙も知識として知っていても使えるかどうかは別問題です。
まさにまめっこがそれです。テストで漢字や知識系の部分は割と点数が取れますが、記述は全くと言って良いほど出来ません。アウトプットが苦手です。なので、この先国語の偏差値は下がって行くだろうと予想しています。
個人的には、国語は技術だと思っています。読む技術と探す技術、書く技術が有れば解けます。その技術は読書をするか否かには関係が無いと思っています。
子ども本人の資質に合わせた子育てをしていきたいですよね。でもやっぱり、親の欲目と言いますか、色々出来るようになって欲しいと思ってしまいます。
頑張れよ〜、まめっこ〜!