今週ようやくシェットランドフォックスの071FSF(ボートン)を履き下ろしました。

 通勤時に丸1日履いてみた使用感を記録しておこうと思います。

 

1.謎の音がする(最初だけ)

 朝、履いた時に感じたのは、歩くたびにカパッという聞きなれない音がするということ。これは試し履きのときにも感じていたのですが、インソールのカカト部分から出る音のようでした。

 

 この音の正体は、おそらく次のようなメカニズムによるものです。

 

 まず、公式サイトの説明によると、シェットランドフォックスの構造上の特徴として、中底のカカト部分がお椀状に窪んでいるそうです。で、おそらくその中底の上に接着剤で貼り付けてあるインソールが、剥がれて浮いてしまっているんじゃないかと。

 

 で、履いてカカトに体重がかかるとインソールがグッとお椀状の中底に押し付けられ、逆に体重がかからなくなるとまた剥がれて、この剥がれるときにお椀の中から空気が抜けてカパッという音がするのではないかと。

 

 以上が私がカカトの感覚を頼りに立てた仮説ですが、検証しようがありません。なぜならこのカパッは午前中のうちにはもう鳴らなくなってしまったからです。体重でしっかり接着されたのかな。

 

2.履き口が刺さらない

 ジョンストン&マーフィーのLB08を履き下ろしたときには履き口が脚に突き刺さるようにぶつかる感じがして痛かったのですが、ボートンでは全く気になりませんでした。

 

 これは、LB08(チャッカブーツ?)は履き口の前側がすぼまった形状であるのに対して、ボートン(サイドゴアブーツ)は履き口が真上に筒状に伸びている形状であることによるものだと思われます。

 

3.朝はジャストサイズ、夕方は少しだけキツい

 サイズ感については、朝の時点では全くストレスなく履けました。改めて考えてみると小指と薬指は丸まってるかなー(特に右足)という感じでしたが、痛みはナシ。

 

 夕方になると、左足の一の甲が少しキツく感じる気もしましたが、BROSENTのヴィクトリアほどではありませんでした。

 

 夕方になると足がむくむというのは、やっぱり本当なんですかね。

 

4.足首はやっぱり暖かい

 LB08のときも感じましたが、やはり短靴よりも防寒性があると思います。冬にブーツを履いて多少なりと寒さに対抗する作戦、今のところ順調そうです。


5.トゥスプリングが効いている

 ボートンって改めて見てみるとトゥ(つま先)っていうかもはや足の前半分が上向きに持ち上がっているような形状をしていて、蹴り出しのときに自動的に足が前に動くような感覚でした。


 履き込んでもずーっとこの形状が維持されるのか、返りが良くなった頃にどういう履き心地になるのか、興味深いところです。


.色がイイ

 写真を撮ってないのですが、自然光の中で見るボートンの色は、期待していた以上に私好みでした。暗くて、ムラがあって。深みがあるというか、奥行きが感じられるというか。トゥに透明のワックスを乗せておいたのが珍しくうまくいっていたのかも知れません。

 

 箱には色が「DBR」と表記されているのでダークブラウンという整理なのだと思いますが、赤みがかった茶色なので、ダークバーガンディーといってもよいと思います。

 

(まあ、そんなこといったら、ダークバーガンディーってボルドーとどう違うんだ、という気もしますが。ていうかローヌじゃあダメなのか、いや、バローロと呼んだって、バルバレスコだってブルネッロ・ディ・モンタルチーノだってよいのでは。)